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【写真】直島01:地中美術館からの帰り路(2023年2月撮影)

ほぼ毎月訪ね、早くも1年


 瀬戸内海の直島に(ちょうど時期的に、ワーケーションにもかこつけて)都内から月に1回は訪ねるようになってから1年。

 3月7日で地中美術館の年パスの期限が切れるので、(自分にとっては記念の)その日に訪ねて、同美術館は一度卒業しようと思う。ただ、つい高松までの飛行機と宿の予約は入れてしまうので、2023も直島の四季を愉しみ続けると思う。

地中美術館 年間パスポート

 直島を含む島々を訪ね、1年で、かなりの枚数の写真を撮った。10月にカメラとレンズのスペックを上げてからは、なおさらだ。kindle本にまとめたものもある。因みに最新作は、note掲載のものを加筆した、男木島と水仙の話(KindleUnlimited会員の方は無料)。

 kindle本では写真を50枚程度使う。男木島、犬島については島に渡ってから高松港に戻るまでのストーリー、飽きない風景の変化、というふうに本にまとめやすいのだけど、直島は何度も作業したものの「作りかけ」ばかりで完成していない。

 いくつか理由があるのだけど、最も大きいのは「好きすぎる」ということだ。撮影済の写真をまとめているだけで、島にいるときの精神モードになってしまい、ぼーっと意識を彷徨わせてしまう。そして「なぜ、直島?」という思考のなかにどっぷり入ってしまうので、どうも客観的になれない。

 さらには「もっとクリアに撮れたものがあったはず」などと過去の撮影済写真を探しはじめると、もう収拾がつかなくなってしまう。

 ただ、とりあえず1年という節目を前に、まずは「好きな風景」を切り出してみようと思った。何度かに分けて(といっても、明日から再び高松なので、また新たな写真が増えていくのだけど)noteに掲載し、それをいずれ、kindle本にまとめようと思う。

30分の道を歩いてしまう理由

 ストーリー的に、宮浦港に着いたところから紹介していくのがいいのだけど、気持ちのほうに任せて、まずはこれらの風景から。

 17時=高松行の最終フェリー。間に合うように地中美術館から、およそ30分の道のりを歩くのが好きだ。

 地中美術館は日時予約制だが、年パス保持者のいいところは、予約なしに、好きな時にふらりと訪れることができることだ。来訪者全員が一度訪れることになる「チケットセンター」で年パスを預け、紙のチケットをもらって美術館へと向かう(美術館のすばらしさと撮影可能場所で撮った写真は別の機会にまとめようと思う)。

 美敷地内からは、こんなふうに切り取られた、瀬戸内の風景が望める。

 ゆっくりと鑑賞を終えて外に出ると、

風景はこのように変わっている。

 チケットセンターまで戻ったあと、逆光のなかを陽射しのほうに向かって歩く。

 やがて見えてくるのは、こんな風景。

港の風景を前に佇む

 山を下ると平坦な道となり、民家を抜けていく。その先にも再び海岸があり、宮浦港へと続く。

 フェリーの切符は往復で買っているので、入港する姿が見えたら急ぎ足で向かえば間に合う距離だ。

 漁船が何隻か、視界に入っては消えてゆく。

 そして宮浦港へ。

直島の写真をアウトプットする時期

 なんとなく、こんな風でいいのかな、という気がしてきた。そろそろ、アウトプットしようという時期が、いよいよ訪れたのかもしれない。

 これからも手元の膨大な数の写真を、選んでは掲載していきたい。

 そして明日からの新たな旅も、本当に楽しみだ。

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