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ああ、電話がニガテ(HSPあるある?)

電話が好きじゃない。

昔、企業や組織に勤めてた時には
仕事上やむをえず使っていたから
「慣れ」でどうにかなっていたけど

最近は
仕事ではほぼ使わないから頻度が激減。

どこかにアポをとるにしても
予約サイトとか、ラインやメールで済んでしまう。


好きじゃない電話を使わなくても
連絡ができる今の時代って、
なんて便利で気がラクなの~!



でも今、母が闘病中のため
手続きや問い合わせの電話をかけることが
少々増えてきて
ああ、気が重いなあと思いながら
電話を使うことがよくあるんですよ。


なんで電話、苦手なんだろう?


きっと、今の若い人はもっと
電話苦手な人が多いに違いない、
明解な答えを書いてるサイトがあるかも、と
「電話 苦手」で検索してみたら

「電話 苦手 HSP」が
上位検索候補にあがってきて。


だろうね

と思いましたよね。


わたしもネットの「HSP診断」なんか
やろうものなら
完全に高得点で当てはまるタイプだし
HSPの人が電話が苦手なの、わかる気がする。


でも、
「なぜHSPは電話が苦手か」を
解説してる記事を読んでも
いまいち自分には当てはまらないような気もして


わたしの場合はなんでかな?


ちょっとだけ立ち止まって
考えてみたら。


「情報量が足りないから」という答えに
落ち着いたわけです。


人が情報を得る感覚器って
たぶん五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触感覚)に
分かれると思うけど
(第六感的なものが優れている人もいるだろうけど)

おおざっぱには
「視覚優位派」
「聴覚優位派」
「体感覚優位派」に
わかれてるんです。

誰でも、
無意識に優位に使っている(使いやすい)部位があるのだけど

わたし自身は、
視覚>>体感覚=聴覚のタイプ。

普段、圧倒的に視覚から
情報を得るタイプなんですよね。


(これって、
一生変わらない体質というより
普段どこを強化しているのか、
というのも関わっていると思うし

全部まんべんなく使う人や
どれも他人より高め(あるいは低め)と言った場合もあって
数値化したり、診断したりできない
つかみどころのない話ではあるけど
催眠療法を使う上では、わりと要チェックなところ)


なので
相手の様子が視覚的に全く入ってこない状況は
コミュニケーション上の「ハンデ」
のように感じてしまうんです。

普段対面で得ている情報より
少ない量でやり取りしないといけないから
それを無意識に補おうとして
エネルギーを使う。

その力みが緊張をうみ、
「えーと、なんて説明すればいいのかな」
「なにを聴けばいいんだっけ」
とテンパってしまう・・・


あくまでわたしの場合、だけど
視覚派(兼HSP)の人は、
同じように感じる人いるんじゃないかな~…

「ハンデ」と感じるのは、もうしょうがない。
道具と自分との相性ってどうしてもあるし。

それでも
電話を使わないと
事が進まない場合もあるので

「ハンデ」を補うべく
視覚のサポートを入れてます。


視覚のサポート、それはメモ。


「そもそもの目的は何で、何を聴きたいか」
みたいなことを字に書いて
それを目にしながら電話するという
なんとも不器用でメンドくさい、
最近のわたし。


相手が見えないことが「ハンデ」なんですけど

その見えない情報不足を補うために
わかろうとするエネルギーを投入しちゃってるので
そのほかの部分
(どう伝えたらいいかを考えたりすること)で
余計なエネルギー消耗をして
力みをうまないよう
優位な視覚を使うこと(メモ)で補完しているという訳です。

補完することで
自分に安心感を与えて
電話で気が重くならないよう
ストレスを避けてあげてる感じですかね。


・・・・

いやいや、こんな些末な話
なにいってんのかなって思う人も多いでしょうけど

ささやかに苦手なことを
「それくらい克服しろよ」と
自分を叱咤激励するよりは

サポートや安心感を与えてあげて
スムーズに事が運べたほうが
自分がラクだし

自分に優しくすることで
同じような誰かにも優しくできることも
ありますからね。


ちなみに
夫や親しい友人との電話はラクで楽しい。

必要な情報はもうすでに
普段の生活で得てるから
余計な「気」を消耗することなく
声だけでも十分なんでしょうね。


【心をたがやす一歩 その22歩目】

ささやかに「苦手だな」と感じることでも
無理強いせずにサポート方法を考えてあげる。

いただいたサポートは、わたし自身の心身や知識を満ち満ちに満たすことに使わせていただき、クライアントさんや読者さんに還元します!