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短い旅行記 2015

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2015年1月に土浦(百景社アトリエ祭参加)にて上演した『短い旅行記』を、2月に北千住で再演した際の公演情報です。
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公演概要:  AAPA『短い旅行記』2015 (北千住/日の出町団地スタジオver.)

公演概要: AAPA『短い旅行記』2015 (北千住/日の出町団地スタジオver.)

日本で米寿を迎えた祖父は、0歳から12歳までシンガポールで暮らした日本人少年のひとり。その祖父の思い出から、海を挟み、世代を挟んで、異なる「わたし」が重なる『短い旅行記』を書いていく…。

2013年に横浜・黄金町の元特殊飲食店舗、2014年に旧松戸宿周辺の元ラブホテルを会場として、場所に残されたものを使い、創作・上演を重ねてきたAAPA『短い旅行記』。
2015年は、1月に土浦の劇団「百景社」の

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上本竜平 (Uemoto Ryuhei)

上本竜平 (Uemoto Ryuhei)

1980年生まれ。東京近郊で育つ。 2000年にコンテンポラリーダンスの舞台作品とコンタクト・ インプロビゼーション(CI)に触れ、ダンスを始める。

2004年、建築家とともに企画した『茅ヶ崎戯曲(仮設劇場になる海の家)』を契機にAAPAを立ち上げ、様々な場所で「日常と地続きの舞台空間」を企画。2007年より、周囲の環境と日々を意識する場として、触れている物や言葉からダンス作品の創作を始める。

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永井美里 (Nagai Minori)

永井美里 (Nagai Minori)

1983年、神奈川県横浜市生まれ。6 歳よりクラシックバレエを学ぶ。2003 年に英国ミドルセックス大学ダンス学部に入学、コンテンポラリーダンスを学ぶ。特にリリーステクニックとコンタクト・ インプロビゼーションに触発され、力をぬくことで生まれる柔らかさ、からだのつくり・法則から生まれる流れを動きに活かすボディワークを軸に、ダンサーとして活動を始める。

2006年に卒業し帰国後、劇場外の「日常の場

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佐々木クリスティアン隼人 (Sasaki Christian Hayato)

佐々木クリスティアン隼人 (Sasaki Christian Hayato)

1989年生まれ。獨協大学法学部総合政策学科に在籍中、既成市街地の景観形成について関心を持つ。歴史的な価値や自然遺産のような公的に認められた場所以外の市街地において、地域住民が大切と感じている風景が、いつのまにか決められた都市計画のもと簡単に失われる現象や合意形成の不十分さに課題意識を持つ。また、同時期にジャグリングを始め、「かけあわせること」をテーマにしたジャグリングサークル「カクタス」を立ち上

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出演: 石神夏希(Ishigami Natsuki)

出演: 石神夏希(Ishigami Natsuki)

1980年生まれ。1999年より演劇集団「ペピン結構設計」を中心に劇作家として活動。2002年『東京の米』にて第2回かながわ戯曲賞最優秀賞受賞。2004年、同作品にて東京国際芸術祭リージョナルシアターシリーズ出場。2005年、World Interplay2005(オーストラリア)参加。

近年はテナントビル、住宅、商店街などでの演劇上演、地域を軸にしたアートプロジェクトの企画や滞在制作を行う。ま

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西川裕一(Nishikawa Yuichi)

西川裕一(Nishikawa Yuichi)

『SYLIANRUE』の作曲家・演奏家・音響家。アンビエントミュージックで空間を設計する『float』代表。

人間の柔らかい部分や欠落の襞に触れる<フラジャイルな音楽>が特徴。
ロック、電子音楽、アンビエント、ポストクラシカルと表現は多岐に渡る。自身のユニットでの音楽表現とともに「深作組」「CEDAR」では舞台音楽家として作曲・出演。2018年第73回国民体育大会オープニングセレモニー音楽を作曲

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美術: 渡邊のり子 (Watanabe Noriko)

美術: 渡邊のり子 (Watanabe Noriko)

筑波大学在学中より、およそ5cm四方の箱の中に金物や雑誌の切り抜き等といった小物を配置・構成し、箱の中に独自の場を作りあげるといった作品を制作し続けている。2011年3月の卒業制作展では、芸術専門学群長賞受賞。また制作を続ける傍ら、卒業後は劇団「百景社」にも所属し、舞台美術にも携わっている。

【webサイト】 http://n-watanabe.tumblr.com/