AAPA (アアパ / Away At Performing Arts)

2004年より劇場外の様々な場所で舞台公演を企画。2013年に「日の出町団地スタジオ」…

AAPA (アアパ / Away At Performing Arts)

2004年より劇場外の様々な場所で舞台公演を企画。2013年に「日の出町団地スタジオ」を北千住にオープン。http://aapa.jp/

マガジン

  • 『からだの対話の場をひらく』活動レポート

    2023年10月~2024年6月にかけて行っている、AAPA『からだの対話の場をひらく』の活動レポートです。

  • CIワークショップ滞在記 (2019-)

    国内外の各地に滞在して行ったコンタクト・インプロビゼーション (CI) のワークショップの様子と、そこでの出会いや気づきについて紹介していきます。

  • CIフェスティバル2018@中国 滞在記

    ▶2018年9月~10月に中国での第2回コンタクト・インプロビゼーション・フェスティバルで講師をした際の、北京・上海での滞在記のまとめです。

  • 短い旅行記 2014

    2014年2月末~滞在しているMAD Cityで、9月11~15日にかけて上演するAAPA『短い旅行記』の公演情報です。

  • 短い旅行記 2013

    2013年2月に黄金町に滞在して行った公演、AAPA『短い旅行記』にて上演された「私のアイランド」の記録です。

最近の記事

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11/9(土)-10(日) AAPA『はなす』 ダンス×音楽×ボディワーク

小さくからだをゆらしながら 耳をすませて音を聴く 自身の内に流れるものを 外をめぐる流れとともに はなしていく 放す、離す、話す。公演は、「立つ/ゆれる」「足/ふむ」「手/ふれる」「耳/きく」「目/みる」をテーマに、出演者と観客がともに「からだの感覚と動き」に意識を向けていく、ボディワークの声がけから始まります。踊りのベースにある身体感覚の共有を糸口に、ピアノの生演奏とともにある時間を過ごします。 公演をご鑑賞の方には、公演で行うボディワークの声がけ(インストラクション

    • 佐藤浩一(Satou Kouichi )

      バークリー音楽大学卒業。ジャズ/即興/室内楽/ポストクラシカル/ポップス/映画音楽など幅広いフィールドで活動。映画「ラーゲリより愛を込めて」(2022年)、TVアニメ「青のオーケストラ」(2023年)の劇中音楽のピアノ演奏を担当。また作曲家としても数多くの楽曲を発表、2021年『Embryo』をnagaluからリリース。2023年ダンス公演「『フーガの技法』を踊る」のピアノ演奏を担当し、ダンサーの平山素子、笠井叡と共演。http://koichisato.com

      • 2024/5/14 月1ワークショップ 【第8回】 レポート

        最終回は「パートナー」をテーマにからだを動かすワークを中心に行いました。途中で他の人たちの動きを見る時間も取り、その中で見ていて感じたこと、そして動いていて感じたことを、言葉にして皆でシェアしていきました。 「パートナー」という言葉を聞いて、ぱっと何が浮かぶかっていうのは、人それぞれだと思います。恋人、親子、兄弟、仕事相手、仲間、色んな想像を広げてもらって大丈夫なので、「パートナー」という言葉をずっとイメージしながら、相手のからだと触れたまま動いていくことをしました。 動

        • 2024/4/7 月1ワークショップ 【第7回】 レポート

          7回目は緊張している状態の自分はどういう状態なのか、あらためて感じるワークを行いました。「触れる」または「触れられる」ことの、どちらが自分は緊張するのか、緊張するほうの役をやり、その解決方法について皆で考えていきました。 触れる側の人は、触れる前にその人の前に立ち、だんだんと近づきながら、どこまでは安心していられるか確認します。触れられる人は、そのまま立っています。安心できる距離感を確認したらそこから触れていってみます。 その後、ワークの中で感じたことや、その感覚をもとに

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        11/9(土)-10(日) AAPA『はなす』 ダンス×音楽×ボディワーク

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          11本
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          3本
        • CIフェスティバル2018@中国 滞在記
          11本
        • 短い旅行記 2014
          10本
        • 短い旅行記 2013
          5本
        • PAPERGATE 2016
          17本

        記事

          2024/3/12 月1ワークショップ 【第6回】 レポート

          前回の「役を重ねる」というワークについて、「父」「母」「娘」が「夫婦」や「血縁」に限る必要はないこと、そして目の前の人のそのままのからだ、そのままの服装で、「こういう若い娘もいるよな」「こういう父もいるよな」と受け入れて、見ていくことについて、例えば年のいった男性を「この人が若い娘」とみることを突飛に感じるとしたら、「この人はアメリカ人です」って言われたくらいの感じにとらえてみる。「あぁ国籍アメリカなのか」と受け止めるように、父、母、若い娘っていうのをそういうものだと捉えてみ

          2024/3/12 月1ワークショップ 【第6回】 レポート

          2024/2/6 月1ワークショップ 【第5回】 レポート

          前半4回が「安心」をテーマにしてきた内容から、後半は「緊張」がテーマになり、直接人に触れる/触れられるというだけでなく、人に見せる/見られるときに生じる緊張について、動きと対話を行き来しながら、皆で取り組みました。 「緊張」について言葉にしてみるまず各々空間を歩きながら、様々な角度から人を見たり、近くで見る/遠くで見る、触れにいってみる中で、どんなときに「緊張」が生じるのか、皆で言葉にしていきました。 ・人をまじまじ見ることに、見ていいのかなって気持ちになった。 ・自分の

          2024/2/6 月1ワークショップ 【第5回】 レポート

          2024/1/9 月1ワークショップ 【第4回】 レポート

          年をまたいでの4回目のワークショップでは、他者とのワークの前に、ゆっくり自分のからだに意識を向けて動かすことから、スタートしました。骨盤をゆらゆら揺らすところから、肩甲骨や肋骨、背骨など、からだの「骨」に意識を向けて動かしていきました。 そして午後の部では、自分から「他者に触れにいく」ことをテーマに、そこに起きる緊張や安心について話したり、対話のなかで出てきた「緊張を感じる状況」から、どのように安心に近づいていくことができるか、皆で動いたり話したりしながら検討しました。

          2024/1/9 月1ワークショップ 【第4回】 レポート

          2023/12/12 月1ワークショップ 【第3回】 レポート

          第3回では、これまで行ってきた「お互いのからだに触れる/触れられる」ワークに、胴体と胴体が触れたまま一緒に空間を移動する内容が加わりました。空間を移動する時、相手に向かってからだで押す/引くという、より積極的な関わりが生まれます。その時に、どんな感覚や感情が生まれてくるのか。からだの動きに何が現れてくるのか。 ワークの後半は、前回の「握手」について色んな質感を探したり、握手と「触れる」の違いについて考えたりしました。そこにどんな感情や、「好き/嫌い」「安心/苦手」といったど

          2023/12/12 月1ワークショップ 【第3回】 レポート

          【 AAPA公演『敷居またぎ』関連企画 】 公開リハーサル&メーテルリンク勉強会(オンライン講義: 横田宇雄)

          6/14(金)~23(日)に北千住BUoYで行うAAPA公演『敷居またぎ』に向けて、本公演で扱うモーリス・メーテルリンクの短編戯曲『Interior(室内)』の勉強会を、5/26(日)19時~22時に「日の出町団地スタジオ」で行います。当日は、AAPAの公開リハーサルの後、フランス演劇に詳しい横田宇雄さんによるオンライン講義を行います。 『Interior(室内)』は、メーテルリンクが「操り人形の劇」として書いた戯曲です。中筋 朋 氏の著書『フランス演劇におけるボディワーク

          【 AAPA公演『敷居またぎ』関連企画 】 公開リハーサル&メーテルリンク勉強会(オンライン講義: 横田宇雄)

          『からだの対話の場をひらく』トークイベント@仲町の家(北千住)

          2023年秋から「触れる/触れられる」をテーマに行ってきた『からだの対話の場をひらく』の終わりに、ゲストを招いて行う『シンポジウム』と、プロジェクト全体を振り返る『からだの対話の場を結ぶ』を、北千住BUoYから徒歩1分の「仲町の家」で行います。 *「アートアクセスあだち 音まち千住の縁 拠点形成事業 パイロットプログラム」の一環で実施しています。 どちらのプログラムも参加無料で、途中入退場も可能です。メンバーがプロジェクトを通じて関心を深めたことを、参加者の方々とゆっくり話

          『からだの対話の場をひらく』トークイベント@仲町の家(北千住)

          青木彬(Aoki Akira)

          インディペンデント・キュレーター 1989年、東京都生まれ。東京都立大学インダストリアルアートコース卒業。アートを「よりよく生きるための術」と捉え、アーティストや企業、自治体と協働して様々なアートプロジェクトを企画している。近年は社会福祉とアートの接点を模索しながら実践を重ねるほか、セツルメント運動に関する調査を行なう。 これまでの主な活動に「黄金町バザール2017 Double Façade 他者と出会うための複数の方法」(横浜市,2017)アシスタントキュレーター、社会的

          三ツ木紀英(Mitsuki Norie)

          NPO法人 芸術資源開発機構 代表理事 90年代から美術館や地域の様々な施設で展覧会・ワークショップを企画。ニューヨーク近代美術館の元教育部長フィリッ プ・ヤノウィンからVisual Thinking Strategies を学び、2012年から美術館や行政と連携し、市民の対話型鑑賞コミュニケーターを育成してきた。人々の手によるアートを介したコミュニケーションが、美術館や学校や高齢者施設など地域で様々に展開してゆくことで、互いに互いをケアし、のびやかに生きる社会を目指している

          仁藤安久(Nitou Yasuhisa)

          株式会社Que 取締役/クリエイティブディレクター/コピーライター 2004年電通入社。コピーライターおよびコミュニケーション・デザイナーとして多数のプロジェクトを担う他、新卒採用戦略にも携わりクリエイティブ教育やアイデア教育など教育メソッド開発を行う。2017年に電通を退社し、ブランドコンサルティングファームである株式会社Que設立に参画。2018年から東京理科大学オープンカレッジ「アイデアを生み出すための技術」講師を担当。シナぷしゅへのコンテンツ提供などを行う、子育てや親

          松岡真弥(Matsuoka Maya)

          ケアまねぶ/アーツオーガナイザー 福祉のケアマネジメント理論のアート分野への応用を試みる「ケアまねぶ」メンバー。Mapino Front代表。キャリアコンサルタント。身体表現のマネジメントを中心に、コンテンポラリーダンスや舞踏、民俗芸能、音楽アンサンブル、演劇、美術インスタレーションなど、ジャンル横断する創作の場づくりと上演展示に携わる。音まち千住の縁ほか、劇場制作、アートスペース/アートプロジェクトの事務局運営を経て、現在は京都を拠点に、文化芸術に関わる人材のキャリアサポー

          2023/11/4 月1ワークショップ 【第2回】 レポート

          第2回のワークショップは、からだをリラックスさせることからスタート。それぞれに呼吸に意識を向けたり、床に転がったり、からだをゆらしたり。 前回の内容も繰り返しながら、「目を開けているとき」と「目を閉じたとき」の感覚の違いを意識したり。 お互いの役割(動く人/触れる人)を決めて、一緒に動くことで「自身の/他者のからだに意識を向けること」を体験して感じたことについて、対話をしたり。 ダンスのような日常生活ではしないぐにゃぐにゃとした動きに、日常でも行う「握手」を織り交ぜながら動い

          2023/11/4 月1ワークショップ 【第2回】 レポート

          2023/10/24 月1ワークショップ 【第1回】 レポート

          最初に、怪我や体調の不安など、参加者の皆と共有しておきたいことがないか確認した後、お互いの自己紹介など言葉でのやりとりはせずに、ペアになり座って背中と背中をあわせ、お互いの呼吸を感じるところから始まりました。 人と触れて一緒にからだを動かしている時、人が動いているのを見ている時、講師からの言葉を聞いている時に、「自分がどう感じているか」についてじっくり意識を向けてみます。 「こうしたい/これはやりたくない/こうして欲しい」など、自分のなかに浮かんでくる感覚や言葉は何か探り

          2023/10/24 月1ワークショップ 【第1回】 レポート