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『からだの対話の場をひらく』トークイベント@仲町の家(北千住)

2023年秋から「触れる/触れられる」をテーマに行ってきた『からだの対話の場をひらく』の終わりに、ゲストを招いて行う『シンポジウム』と、プロジェクト全体を振り返る『からだの対話の場を結ぶ』を、北千住BUoYから徒歩1分の「仲町の家」で行います。
*「アートアクセスあだち 音まち千住の縁 拠点形成事業 パイロットプログラム」の一環で実施しています。

どちらのプログラムも参加無料で、途中入退場も可能です。メンバーがプロジェクトを通じて関心を深めたことを、参加者の方々とゆっくり話し、交流できればと思います。
各プログラムの詳細は、以下をご覧ください。


シンポジウム 概要

コロナ禍の影響のみに限らず、他者に「触れる/触れられる」ことへの不安が社会に広がっていると感じます。その状況に対し、からだを伴い言葉を交わしていく「ともに集まり、創造性を育む場」のケアの側面を伝える活動が増えていて、アートの現場に限らず、地域や福祉、教育や労働の現場において様々な形で生まれています。

『からだの対話の場をひらく』のシンポジウムでは、「アート/アーティスト」を「人々/社会」にひらく活動に取り組む方を中心にゲストに招き、①子育てとケア、②福祉と地域、をテーマに「触れる/触れられる」関係のなかで「他者とともに考え、新たな気づきを生み出していくこと」の可能性について、対話を深めたいと思います。
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6/15(土) 14時~16時 【シンポジウム①】 子育てとケア(永井美里/松岡真弥/仁藤安久)

アーティストに限らず「子育て」は、キャリア形成においても健康的な生活基盤の維持においても、大きな影響をもたらすものです。そこには、子どもを自身が生み育てることにまつわる葛藤や、生まれてからの暮らしにおける子どもとの学びなど、抽象的な心理から具体的な行為まで『触れる/触れられる』というテーマに関わる様々な事柄があります。
大人と子どもとの関わりにおいて生じる疑問を共有し、緊張を和らげ、新たな創造や活動の後押しをする可能性について、ゲストのおふたりの活動も紹介いただきながら、対話を深めます。

スピーカー永井美里(AAPA/ダンサー)、松岡真弥(ケアまねぶ/アーツオーガナイザー)、仁藤安久(株式会社Que 取締役/クリエイティブディレクター/コピーライター)
モデレーター上本竜平(AAPA代表)
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6/22(土) 14時~16時 【シンポジウム②】 福祉と地域(上本竜平/青木彬/三ツ木紀英)

アートを介した対話の場が、従来の「福祉」の領域はもとより、地域で暮らす人々の「ケア」や「メンタルヘルス」として広がりを持ち始めています。このような状況において、どのような変化を生み出す可能性を感じられているか、美術館や学校、企業などでのアートを通じた実践もゲストのおふたりにご紹介いただきながら、『触れる/触れられる』というテーマとのつながりについて、対話を深めます。

スピーカー上本竜平(AAPA代表)、青木彬(インディペンデント・キュレーター)、三ツ木紀英(NPO法人 芸術資源開発機構 代表理事)
モデレーター長谷川祐輔(一般社団法人 哲学のテーブル 代表)

6/16(日)・6/23(日) 14時~16時 『からだの対話の場を結ぶ』

からだの対話の場をひらく』では、ワークショップ、トーク・ミーティング、舞台公演、展示、哲学対話を行ってきました。プロジェクト形式の活動でもあるため、全ての活動のつながりを伝えるには、表現の場とは別に時間を設けることが必要ではという思いから、メンバーと参加者がともに集う「振り返り会」として『からだの対話の場を結ぶ』を行います。

全てのイベントに参加して頂いた方もいれば、どれかひとつだけに参加した方もいらっしゃると思います。この会は、すぐには質問の形にならないけれど、参加してみて感じたことや考えたことをシェアすることができる時間にしたいと思います。これまでの活動から見えてきたことに形を与えて結ぶと同時に、今後に向けた土台をつくることを目的とした場でもあります。ぜひお気軽にご参加ください。

会場: 仲町の家

住所:足立区千住仲町29-1(地図
アクセス:北千住駅[西口]より徒歩約10分

各イベント ご予約フォーム

※ご予約が無い場合も、当日に席の空きがあればお入りいただけます。

【お問い合わせ】

AAPA(アアパ)
メール:aapajp@gmail.com
電話:070-6457-8036

助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[芸術文化による社会支援助成](本事業は助成対象事業『からだの対話の場をひらく』の一部として実施されるものです。)

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