京都・滋賀の現役大学生30人に聞いた!「就職するなら大手企業と中小企業どっちが良い?」中小企業が選ばれるために必要なこととは?
中小企業向け学生の声を届ける新しい形の採用サービス『キャリアステーション』を始めて1ヶ月経ちました。
新卒採用、若手採用をする中小企業様が学生、若手の声を直接聞き、自社の採用力強化に動かれています。
一方でキャリアステーションに関わりたい!やってみたい!とお問い合わせをいただく学生インターンメンバー(我々は「よあそびーず」と呼んでいます)にアンケートをとっており、そのアンケート結果を発表したいと思います。
今時の学生は大手志向?中堅・中小志向?
まず、こんな記事がありました。
近年、採用市場において自分のやりたいことを優先する学生が増えています。
22年度卒の51.5%という数字は、コロナ禍より落ち着いており、大手企業がよいという思考よりは、自分のやりたいことを優先する学生が増えていることが分かります。
大手企業に対する志向が進む一方で、4割の学生が「中小企業がよい」と回答しています。また大手企業を志望していたとしても、決して全員が大手企業に就職できるわけではありません。
では、学生は就職時に何を求めて就職先を選ぶのでしょうか。
京都・滋賀の現役大学生30人に聞いた!中小企業ってどう見てるの?
「自分(学生)から見た中小企業」
「大手企業と中小企業のどちらが良いか」
学生を採用したい企業はどんなことを発信するべき?
「中小企業の社長に聞きたいこと」
学生・若手採用を行う上で中小企業が意識すべきこととは?
「あなたの「就職観」に最も近いものはどれですか。」
大前提「仕事は楽しく!」と考えている学生が多いようです。またプライベートとの両立や社会のために頑張りたいという意欲やモチベーションで就職活動をしていることがうかがえます。
一方で、「お金のためだけ」や「出世したい」という願望は今の学生には少ないようです。
あなたの「就職観」に最も近いものはどれですか。
「企業選択をする場合、どのような企業がよいと思いますか(2つ選択)」
「大手企業志向=会社の安定」を求めています。中小企業であっても老舗企業や業績の良い会社など、安定している企業は多くあります。大手志向の学生には特に、会社の業績や今後の事業展開などを通し、安定して働ける会社であることを紹介することが大事なポイントです。
また、「やりがいをもって働ける会社」を希望している学生が多いことが学生の本音です。学生は社会で働いたことがないので会社で働くイメージがつきにくいものです。
会社説明会では具体的な仕事内容を紹介し、「やりがいをもって働ける会社」ということを、積極的に訴求することが新卒採用成功のポイントかもしれません。
実際に働く社員に協力してもらい、コミュニケーションをとれる場を設けることは必要と言えます。難しい場合は、動画撮影などをおこなうなど「イメージしやすい」ものを取り入れるとよいでしょう。
会社説明会だけでは不十分だと思う場合は、インターンシップの導入も効果が期待できます。
やってはいけない!こんな会社は振り向かれない?!学生が敬遠する企業の特徴とは?
「行きたくない会社があるとしたらどんな会社?(2つ選択)」
この項目に関しては仕事内容などにより改善できない点もあるかと思います。
改善の余地があればぜひ検討しましょう。
「行きたくない会社があるとしたらどんな会社?(2つ選択)」
「暗い雰囲気の会社」などの判断基準は難しいですが、「笑顔がない」「既存社員があいさつしない」「働いている人たちが楽しそうではない」「愚痴が多い」などが暗い雰囲気だと感じることが多いです。
会社の雰囲気を作るのは一人ひとりの社員です。客観的目線でみて改善が必要だと思う場合は、社内研修などから始める必要があります。
福利厚生・給与・休日休暇・社風などの待遇面は変更が難しいです。
しかし、新卒は人財です。
将来の会社経営・事業存続・拡大のための投資だと捉え、前向きに検討していただきたいです。新卒のみならず既存社員の離職防止につながるかもしれません。
中小企業が学生に選ばれるために必要なこととは?
「大手企業で働くよりも中小企業で働く方がメリットがある!」と、学生の見ているポイントや志向性を踏まえて発信、情報提供をすることができれば、学生の中で中小企業へ就職するという選択肢が出てきます。
そのためには…
これらが求められます。
是非当社のキャリアステーションで学生・若手の声を直接お聞きいただき、業界や自社についての率直なイメージや声に耳を傾けてください。
その中で自社で提供できるメリットや価値を考え、どのように発信していくかを学生・若手と一緒に考えていきましょう!
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