マガジンのカバー画像

カメラについての雑記

8
私が書いた初心者向けnoteのまとめです。
運営しているクリエイター

記事一覧

MF標準レンズ27本撮り比べ(2024/5追加版)

MF標準レンズ27本撮り比べ(2024/5追加版)

少しレンズが溜まってきたので撮り比べ。

少し珍しいレンズとしてはsuperRokkor45mmF2.8があります。梅鉢ロッコールってやつです。

使用機材はSONY α7初代です。
全て開放で撮影し、ボケ感を確認しています。

各レンズ ジャンク品が多いので性能は8割程度と考えて下さい。ピントも適当です。

等倍で見て湾曲がとか収差が〜というのも有りですが、レンズの雰囲気を流し見して行ってくださ

もっとみる
PEN-EEが変えたもの

PEN-EEが変えたもの

OLYMPUS PEN-EEについて語ります。
かなりの長文なので興味がなければ作例だけでも見ていって下さい。

1.PEN-EEが変えたものPEN-EEが発売したのは1961年

時代は高度成長期の真っ只中。
テレビのカラー放送は始まっているものの、カラーテレビは手に入らず、最新の機器は庶民にとって未だ遠いものでした。

カメラ業界はというとレンジファインダー機が主流でしたが、1959年にはNi

もっとみる
PEN-Fという名機

PEN-Fという名機

前回のPEN-EEに続いてPEN-Fについて語ります。
ソースは比較的浅く、諸情報からの推論が主な内容になっておりますのでご注意ください。

とても長いので最後の作例だけでも見ていって下さい。

1.PEN-Fの登場OLYMPUSより世界初のハーフサイズ一眼レフであるPEN-Fが発売したのは1963年。

ハーフサイズカメラの火付け役となった初代PENが発売したのは1959年。
その2年後の196

もっとみる
Nikon EMはカッコいいのか

Nikon EMはカッコいいのか

Nikon EMについて語ります。
情報ソースは浅く、推論と自論が主な内容になりますのでご注意下さい。

かなりの長文ですのでよかった作例だけでも見ていって下さい。

では、始めます。

海外向けだったカメラ前回投稿したOLYMPUS OM-1の登場により70年代は軽量小型な一眼レフが主流になりました。

1976年に発売したCanon AE-1はその中でも代表的なカメラであり、小型軽量であること

もっとみる
CanonFPは何もないから完成されている。

CanonFPは何もないから完成されている。

今回はCanonFPについて語ります。

内容については断片的な情報からの推論と自論になりますのでご注意ください。

例の如くとても長くなりましたので、よろしければ最後の作例だけでも見ていってください。

では始めます。

Canonの一眼レフまず初めにCanonというメーカーの立ち位置について振り返ってみます。
長くなったので、この章は読み飛ばすか、以下のサイトをご覧い下さい。

1936年にC

もっとみる
全ての原型バルナックライカ(Ⅲc)

全ての原型バルナックライカ(Ⅲc)

バルナックライカⅢcを元に簡単にライカについて語ります。
ソースは浅めで自論推論が混じりますので、ご注意下さい。

最後に作例も一応載せますが、純正レンズは高すぎるのでロシアレンズを使用しています。
その程度の人間が語る内容だとご理解ください。

あらゆる元祖ライカがどう言った面で原型と言えるのか語ります。

35mmフィルム

現在でも一般的にフィルムとして認識されている35mmフィルムは通称ラ

もっとみる

ジャンク箱に入ってたPENTAX SVブラックボディカッコ良すぎた。リペイントだったから買わなかったけど本物欲しくなってしまったが全く世に出てない。

RICOH GXRというコンデジとしての一つの回答

RICOH GXRというコンデジとしての一つの回答

RICOH GXRについて語ります。

RICOHといえばGR。

軽量コンパクトで高性能な単焦点レンズを搭載したそのコンパクトカメラは今でも人気のあるシリーズです。

供給量が足りてないようで新品はなかなか手に入らず、新古品は新品より高かったりしますね。(どういうこっちゃ)

前々回のnoteでiPhone15を買ったおかげでGRへの物欲がなくなったと言いましたが、RICOHのGが付くシリーズは

もっとみる