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月刊青木真也

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#青木真也ムスメシ戦に向けて

マイキームスメシ戦を終えて 感謝と観念

マイキームスメシ戦を終えて 感謝と観念

マイキームスメシ戦 手も足も出ない完敗でした。

応援ありがとうございました。

試合が決まってからの2ヶ月間を応援してくださる皆様に支えられて、試合まで辿り着くことができました。MMAではない青木真也のグラップリングマッチを全力でプロモーションしてくれた、ABEMAの北野雄司さんを中心にする格闘チームには今回もまた助けられたし、その他にもインタビュー依頼を投げてくれたENCOUNT編集部の島田将

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10月7日ムスメシ戦に向けて🍉13 計量を終えて 明日の朝に青木真也をぶつけてきます

10月7日ムスメシ戦に向けて🍉13 計量を終えて 明日の朝に青木真也をぶつけてきます

無差別級なので、計量によって試合がなくなることはないので、尿比重と体重を計るだけなのですが、人に体重をチェックされるのは緊張感があります。クリアと言っていいかは分かりませんが、尿比重も体重も通過して無事に試合をすることができます。

ここまでの紆余曲折な道程もあってか、試合ができるのがスペシャルなことに感じて嬉しく思いますが、やっぱり試合は怖くてやりたくないのが本音です。捲れるものなら捲って見ろと

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10月7日ムスメシ戦に向けて 12 セコンド竹浦正起さん登場で試合に向けての意志が固まる

10月7日ムスメシ戦に向けて 12 セコンド竹浦正起さん登場で試合に向けての意志が固まる

水曜日の16時半に竹浦正起さんがホテルに到着。

ついてすぐに練習を受けてもらい、調子の確認をしました。
試合に向けてのスタイルに特化した練習なので、普段日本で練習してもらっているような成長を狙った攻める練習ではなく、相手のしたいことをさせない練習に特化してやりました。

僕は自信と手応えを感じてはいるし、コンディションも良いと感じているので、僕の青木真也への期待はここにきて増しています。竹浦さん

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10月7日ムスメシ戦に向けて 11 10月4日 タイ入りと調整の日🍉

10月7日ムスメシ戦に向けて 11 10月4日 タイ入りと調整の日🍉

「やっぱり試合をするからね!」と言われたのが、月曜日の15時20分でそこから飛行機を手配して、出発は翌日火曜日の10時35分の羽田発でタイに向かうスケジュールでタイに到着しています。

月曜日に消滅から決行となったので、一度バラしていたスケジュールを調整するのは難しく、セコンドの竹浦正起さんは1日遅れの水曜日入りでなんとか調整をつけてもらって、僕はONEの行事などのスケジュールの都合上水曜日の午前

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10月7日ムスメシ戦に向けて 10 ※二転三転して試合 今から行ってきます🍉の巻

10月7日ムスメシ戦に向けて 10 ※二転三転して試合 今から行ってきます🍉の巻

先週木曜日からシンガポール入りして、そのままタイに向かうはずだったのですが、マイキームスメシさんがタイの屋台でスイカを食べて入院したとのことで、試合が消滅してしまい、ONEからしても青木如きに代替試合は組まねえよってことで、まさしく消滅していました。

てっきり試合はないものだと思って、行く予定だった弊社社員の飛行機をバラしたり、協力してくださった関係各位に消滅のご連絡とお詫びをしたり、ようやく落

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10月7日ムスメシ戦に向けて 9 スイカのご依頼は東スポ前田記者まで❣️

10月7日ムスメシ戦に向けて 9 スイカのご依頼は東スポ前田記者まで❣️

おはようございます。
昨日は公開取材ありがとうございました。ケンドーカシンTシャツの存在感が際立っていて、これはTシャツ出演ケンドーカシンと言っても過言ではありません。そういえばTシャツ出演今成夢人もありましたね。まあそれはそれとして。

予定であれば今朝はシンガポールにいるはずなのに何故か日本にいます。

週明けくらいにONEから公式発表があるようなので、まあそれはそれとして、僕は今日も日本でコ

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10月7日ムスメシ戦に向けて 8 一足先に木曜日の夜にはシンガポール入りの巻

10月7日ムスメシ戦に向けて 8 一足先に木曜日の夜にはシンガポール入りの巻

いつも通りの試合遠征行程であれば、土曜日が試合の場合はその週の火曜日入りなのですが、今回は前の週のONEシンガポール大会のAbema現地レポートのお仕事を頂いたので、木曜日深夜の飛行機でシンガポール入りして翌週そのまま試合場所であるタイに入るスケジュールです。

試合1週間前は出来る限り試合に集中したいと考えるのは誰もが同じなので、選手に立場が近いところにいればいるほど、ハードスケジュールであるの

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10月7日ムスメシ戦に向けて 7 現役最後と囁かれているらしいが、誰が言ってるか連れてこい

10月7日ムスメシ戦に向けて 7 現役最後と囁かれているらしいが、誰が言ってるか連れてこい

金曜日の夜にせっかくなので、ONE Friday Fights 34 ロッタン対スーパーレックを観ようと、おれたちのABEMA格闘チャンネルを眺めておりましたら、アナウンサーの兄ちゃんが「現役最後を囁かれる青木真也」と仰っておりました。(ロッタンスーパーレックは寝落ちしてしてしまって朝試合を見ました…)

僕としましては現役最後どころか、辞める気は微塵もないので、驚きと共に「現役最後と囁いていたの

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10月7日ムスメシ戦に向けて 6 試合をすることで深層から感情と言葉が出てくる

10月7日ムスメシ戦に向けて 6 試合をすることで深層から感情と言葉が出てくる

試合前後は自分でもびっくりするほど感情が出て、それに引っ張られて言葉がよく出てきます。

自分で出そうとしている感覚はないのですが、試合に向かう過程や試合前後で出る感情や言葉は普段の自分にない特別なものがあります。これは試合をするから言葉が出てくるわけではなく、試合をすることで感情が丸裸になって、普段は装いの中に隠れている感情が露わになっているのだと思っています。

決して新しく何かを作っているわ

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10月7日ムスメシ戦に向けて 5 「負けたくない」から、未だ達観や諦観とは距離がある

10月7日ムスメシ戦に向けて 5 「負けたくない」から、未だ達観や諦観とは距離がある

30歳になるかならないかの頃、「試合前の追い込み練習ができなくなったら現役を退く」と自らを鼓舞する意味合いと格好付けを合わせて、特に考えもせずに言っていました。

プロ格闘技選手であるならば、ケガをするかしないかの境界線の上を歩くような練習をしてこそ、人前に立つ資格を得られると本気で思っていました。周りからすると熱量が異常に高くて、押し付ける迷惑な人だったと思いますし、それによって壊れた人間関係は

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10月7日ムスメシ戦に向けて 4  週4日の練習が改めてベストの話 続けることが大事

10月7日ムスメシ戦に向けて 4 週4日の練習が改めてベストの話 続けることが大事

気がついたら試合まで3週間となりました。早いです。

試合に向けてのプロモーションの仕込み作業があるのですが、ちょうど今週が仕込み作業がいくつかあって、そこに通常業務の仕事が重なってしまいハードワークと言っても差し支えない週です。

再三言っているように週四回の練習が現状ベターなのですが、試合前になると週5日は動きたいと気持ちが先行してしまい、今週は週5日でスケジュールを立てたのですが、昨日の朝に

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10月7日ムスメシ戦に向けて 3 試合1カ月前 ムスメシとスタイルが噛み合うのか問題 結局は青木真也をぶつけるしかない

10月7日ムスメシ戦に向けて 3 試合1カ月前 ムスメシとスタイルが噛み合うのか問題 結局は青木真也をぶつけるしかない

1週間おつかれさまでした。練習から帰宅して、ひと息ついて書いています。今週もよくがんばりました。

グラップリングマッチと言えども、試合1ヶ月前になると試合独特の空気感が生活全体を覆ってきます。グラップリングマッチでも貴重な世に出る機会ですから、できる限り価値のあるものにするためにも、試合前のプロモーションをMMAと変わらず、精一杯取り組むのが試合の空気感を作り出しているように思います。

今日は

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10月7日ムスメシ戦に向けて 2 グラップリングとMMAの緊張感の違いの巻 グラップリングは緊張感がないからこその難しさ

10月7日ムスメシ戦に向けて 2 グラップリングとMMAの緊張感の違いの巻 グラップリングは緊張感がないからこその難しさ

10月7日のグラップリング戦に向けて日々の過ごしています。

グラップリングとは言っても、試合に向けたプロモーションや海外遠征に際したビザの手続き、コスチューム制作、セコンドの日程確認など、試合内容以外の事務作業はMMAと変わらずです。性格的に早く済ませて安心したいタイプなので、早々にメディカルチェックを済ませてきました。

40歳になったということで項目が増やされていて、心臓のエコーやトレッドミ

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10月7日ムスメシ戦に向けて 1 「格闘技を辞められない」 格闘ガンジス川の巻

10月7日ムスメシ戦に向けて 1 「格闘技を辞められない」 格闘ガンジス川の巻

10月7日のムスメシ戦に向けて、日々を過ごしています。おかげさまで日々充実していて、試合があるおかげで生かされているように思います。

グラップリングマッチとは言っても目標となる試合がある日常と目標がなく日々を過ごすのとでは、同じ練習と日常でも生活の質も充実感もまったくの別物になっていて、試合があることに感謝する日々です。何か特別なことをするわけではなく、日々を大事に懸命にやり切るように心掛けてい

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