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エッセイ

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今までの日々や、ささやかな僕の奮闘を書いていければと思います。
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#学童

「放物線」

「放物線」

思いがけぬ展開で始まった学童生活だったけれど、それは僕が想像していたような最悪なものではなく、とても楽しい時間になった。
学童には同級生の児童ばかりではなく、四年生や五年生という年上の児童が数人通っていて、とくに二つ上のシモッコと、三つ上のフジイ君は、僕を弟のように可愛がってくれた。

いま思えば、きっと二人が僕のわがままを聞いてくれていただけなのだが、同じ歳の児童よりも、僕の言っているこ

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「生まれ変わる準備」

小学校に上がると学童に通うことになったのだが、初めて学童に連れて行かれた日のことを、僕は保育園に初めて連れて行かれた日と同じように鮮明に覚えている。
保育園の時とは違い、小学一年生の僕は学童がどんな場所なのか、どうして自分が学童に通わなければ行けないのかをちゃんと理解していた。

その日は、家を出るまで降っていた雨のせいでアスファルトは濡れ、空はどんよりとした灰色の雲に覆われていた。

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