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「東京蚤の市2023(春)」で憧れの器を買うの巻

前々から気になっていた「東京蚤の市」@昭和記念公園に初めて参加したので備忘録を。参加の主な理由は、好きな陶芸家さんが出展しているからです。

「東京蚤の市」は、手紙社主催の「古き良きもの・美味しいもの・エンターテインメントの祭典」です。2023年6月の3日間開催で、初日の金曜は台風のため中止となってしまいました。土曜は午前中が雨予報。だから日曜はめちゃくちゃ混むだろうなとわかっていましたが、日曜しか都合がつかなかったので、混雑を覚悟で参加。

あらかじめ出店一覧を眺め、行きたいブースをピンポイントでチェックし、ルートを決めて行ったのが功を奏しました。何せ方向音痴なので絶対に迷うのですよ。A→B→G→D→Hで周ることに。

11時過ぎぐらいに立川の昭和記念公園に到着。この時間帯は、前売り券を持っていればスムーズに入場できました。当日券はだいぶ列がありましたので、絶対に前売り券を買って行った方が良いかと。でも当日ふらっと参加できるのも良いですよね。

快晴で午前中は少し暑かったけれど、午後からは日差しが弱く、風も強くかからっとしていて非常に過ごしやすかったです。台風の影響で、若干下が湿っていたエリアがあったせいで、むわっとした草いきれ。久しぶりです、この自然を浴びる感じ。

予想通りとても混雑していました。混雑しているのと、テントに大きく番号が出ているわけではないので、地図とにらめっこしても迷うことがありました。時間と体力に余裕があれば、迷うのも楽しいんですけどね。

まずは第1会場から。


東京北欧市

お目当てのパンやらお菓子やらを購入。カルダモンロールが大好きなので、メニューにあると絶対に買っちゃう。

こちらは「FIKAFABRIKEN」。お菓子とパンを買いました。パンは、姉妹店「torpet」のものだそう。

北欧の「Fika」っていう習慣、素敵ですよね。甘いものを食べながらコーヒーを飲む、おやつタイム。日本にもあれば良いのにー。ないから自主的に仕事中にFikaしてます。

「カフェシュクル」でもシナモンロールやクッキーを購入。

お菓子はまだ手を付けていません。食べるの楽しみー。

「torpet」の「粗びきカルダモンのシナモンロール」と「カルダモンロール」がめちゃうまでした。カルダモンの香りがたまりません。粗びきカルダモン最高。カルダモンはしっかり香って欲しいですよね。

ソーセージ(うずまきちゃん)

名物「成城・城田工房」「うずまきちゃん」。ソーセージです。

名物だけあってとても美味しかった!上は普通のソーセージ、下はハーブのソーセージ。ぷりっぷりで炭火焼きの良い香りがしてうまみたっぷり。多少並びましたが、どんどん焼かれるので列が進むのが早い。青空を眺めながら食べるの最高だねぇ。

花マルシェ(多肉)

多肉植物目当てで。

「solxsol」にて、私の好きな「リトープス」ちゃん発見!
コロンとしていてかわいい!2鉢お買い上げ。

リトープスとかコノフィツムとか、フォルムが可愛くて好きなのです。でも何度か枯らしたことがあります…
なるべく長生きしてもらえるよう頑張る!

九谷焼(今江未央)

本日の一番のお目当て。九谷焼の陶芸家、今江未央さんのブースです。安定の方向音痴っぷりを発揮したため、テントを目指すも全然辿り着きませんでした。何度か立ち止まって地図を確かめつつ、ようやく馴染みのあるお皿を目にした時は、喜びもひとしお!

えーもうやだかわいいー。
今江さんを知ったのは、センスの良いTwitterのフォロワーさんのツイートでした。「何この器めちゃかわ!」と思って、どこで買ったのか教えてもらい、今江未央さんの九谷焼だと言うことを知りました。

特定のオンラインショップで販売されているのと、たまにこういった催事に出展されるので、マメに情報をチェックしています(主に今江さんのFB)。
なかなかタイミングが合わず、実際に手に取って購入できたのが初めてでした。嬉しい!

豆皿など小さめな器をよく見かけるので、大皿が珍しくてお買い上げ。果物柄が好きなのです。とりわけ苺がお気に入りです。
おまけで苺の箸置きも付けていただき、ほくほく!

苺柄を1枚手に取ったら、「下書きをしないで作っているので、1枚1枚微妙に異なります。他のお皿と見比べて好きな方をどうぞ」と言っていただきました。どっちもカワイイから選べない(笑)
結局、最初に手に取ったものの方に決めました。
「やっぱりー?(笑)」っておっしゃってたけど、ご本人もそっちがお好きだったのかな。

後から気づいたというか、ブースには2名のスタッフさんがいらっしゃったのですが、主に会話をしてお皿を丁寧に梱包して手渡して下さったのは、今江さんご本人だったのでは…?(遅い)
お顔をはっきり知らないので(FBではお顔を隠している)、なんとなくご本人かな、でもスタッフさんかなと思いつつも、憧れの品々を目にしてそっちに気を取られてしまっていて。どれだけテンションが上がっていたかというと、あまりに嬉しくて、お会計して品物を受け取らずに帰ろうとして、呼び止められましたw
会話の内容からしても、ご本人で間違いないだろうと、後に冷静になって考えれば考えるほど確信できます。大体こういう場所ってやっぱり作家さんご本人いらっしゃいますよね。もっとちゃんとファンですって言えば良かった。

「通販しかしたことがなかったので嬉しい」「少しずつ買い集めています」的なことをテンション高く口走っていた気がするのですが、「コロナ禍の自粛中、素敵なお皿のお陰でおうち時間を楽しく過ごすことができました」とか、もっとちゃんと伝えれば良かったー。わーん。

作品の雰囲気通り、ほんわかとした素敵な方でした。ブースに小さなおこちゃま連れのお母さんがやって来て、おこちゃまがお皿を「かわいい!」って言ったら、おこちゃまが被っていた帽子を褒めてコミュニケーションされていたなぁ。次にどこかでお目にかかれたら、もっとちゃんとお礼を言えたらなと思いました。

やっぱり子供が見ても「かわいい!」って思うんですね。私は焼き物に詳しいわけではなく、今江さんの作品以外は収集していません。詳しくない私や子供にも親しみやすく、幅広い層に魅力が伝わる作品なのではないかなと改めて思いました。モチーフをチョイスするセンスや色味が絶妙で、眺めているだけで癒されます。

ミニマリストを目指しているので控えめに集めているはずなのですが、思いのほか早い勢いで増えている(笑)

苺柄がお気に入りです。金沢の通販サイトで買うことが多いのですが、「リクエストしていただいたら、入りやすいですよ」と言って下さったので、そのうちリクエストしてみようかな。

りんご柄のお皿にアップルパイを乗せると、テンション上がって最高です。

アクセサリー(po-to-bo)

お目当てを入手出来て、ほくほくでフラフラしていて見つけた「po-to-bo」の陶器アクセサリー。フルーツ柄に弱いのです。

キウイのピンバッチに一目ぼれしてお買い上げ。陶器なのですが、めちゃ軽いの。

かき氷(たいやきそら)

吉祥寺「たいやきそら」のかき氷を食べました。評判の店だと言うことは前々から知っており、店の前を通ったこともあります。予約が取りづらいと聞いていたので、並んで食べることができるなら、と。お目当ての品々を入手してテンション高かったので、行列が大嫌いな私が並びましたよ、軽い気持ちで。「うずまきちゃん」より列が長かったけど、まあ大したことないかな、と思ったのが間違いだった、結果的に1時間半並ぶ羽目にw
ビールやソーセージは列が進むのが早いけど、手間暇のかかるタイプのかき氷って、量産に向かないですよね。お店の方も、かき氷での出店が初めてだったようで、慣れないことも多かったのだろうと推測。

常連と思しき方々と店員さんの「1時間半も並んだよ!」「えっ本当に?」と言う会話をにやにやしながら聞いていました(笑)

このメニュー、お店の中央にのみ貼られていたので(注文の番が来ないと見えない)、後ろに並んでいる人達がメニューが見えなくて写メを取りに来ていたな。並んでいる間にメニューを決める方が効率が良いですからね。私だったらメニューは後ろに並んでいる人もよく見えるように貼り出します。こういうお店のブース作りからして、不慣れなのだなぁと感じました。お店の方たちは一生懸命やっていて、感じもとても良かったです。

長時間並んでいても誰もイライラした様子は見せません(脱落した人達はいたw)。全体的にお客さんがのんびりしていて、とっても良い雰囲気。私はイベント的なものと言うと、ロックバンドのフェス(比較的血の気の多い人種が多い)に行くことが多いので、なんて平和な空間なのだろうと大変居心地が良かったです。

メニューはどれにしようか迷ったのですが、苺はもう旬じゃないし、常連さん達が頼んでいた「無農薬レモンと自家製ジンジャーシロップ」にしました。大正解。すっきりレモンと、きりっとジンジャーシロップでさっぱり!ジンジャーがズシンと喉に響いて爽快。1時間半並んで、秒で胃に消えて行った(笑)

有料のシャボン玉コーナーがあって、おこちゃま達がとても楽しそう。こちらまで笑顔になっちゃう。

キッズコーナーなんかもあって子連れに優しい。

音楽のステージ

音楽のステージもあります。本日はこの3組。「ザ・ぷー」だけ少し見ました。歌と劇を組み合わせたコントみたいなステージで、ほのぼのとして面白かったです。

土曜日は、私の好きな堂島孝平が出たんだよなぁ。こんな雰囲気の良いところで堂島くんのライブ、見てみたかったな。

かき氷に並んでいる時に、遠くからつじあやのが聞こえて来て、とても爽やかな気持ちになりました。「風になる」(ジブリの「猫の恩返し」の主題歌)、懐かしいな。

ロック系のフェスは音楽のステージがメインで、おまけで飲食やワークショップなどがあります。「東京蚤の市」は、メインが雑貨や美味しいもので、ちょこっと音楽がある、そういう割合のイベントが私には新鮮でした。音楽フェスとは別のスイッチが入りますね。

カラフルでレトロなお鍋。

古本コーナーも充実。時間があればもっと色々見たかったな。

おやつエリアは撃沈

最後に第2会場のおやつエリアに行ったのですが、午後の良い時間帯になったらもうほぼSOLD OUTでしたね。最終日ですしね。そりゃそうだ。

馴染みのある谷中の「TAYORI BAKE」も大盛況で、並ぶの諦めました。谷中のお店では全然並ぶことはないので、また買いに行こう。同じく蔵前の「CAMERA」も、1度入店したことがあったのですが、イベントだとこんなに並ぶのかとびっくり。「バターのいとこ」も、行動範囲内に店舗があっていつでも買えるなぁと。まあイベントってそういうものですよね。
「餡焚き屋中井」(大阪)の「めだか焼き」食べたかった…完売でした。

予想通りの大混雑と、1時間半並んだことで体力を奪われたので、15時半頃に退散。立川駅でレモネードを飲んで一息。

今回はピンポイントで周りましたが、次回は開場と同時におやつエリアへ行き、お昼前にご飯を食べ、みんながフードに並んでいる間に雑貨を見る、というコースが良いかな。

友人が、「昔は入場料無料だったのに」と言っていました。なかなか今の時代だと無料は難しいのかもしれませんね。あまりにも飲食ブースの列が伸びていて、通行人が通りにくい状況に陥っていたので、そういうところに整理人員を置いた方が…と思ってしまいましたが、人件費もかかるしね。お客さんがのんびりした雰囲気なので、混乱を招かずに成り立っているという感じ。

あとエリアによってはすれ違うのもぎりぎりだったので、入場制限をした方が良いケースもあるのかな。とは言え、中止になった金曜日のチケットは、土日どちらにでも振り替え可能だったそうですし、必然的に日曜が激混みになったのはレアケースなのかもしれません。
そうそう、電波悪くてスマホ使いづらかったな。連絡取り合いたい場合は不便かも。ちなみに支払いはペイペイが現金のみ、のところが多い印象です。

色々と学んだので、次回はより快適に周れるかな。でも混雑していてもじゅうぶん楽しかったよ!日程が合えば秋も参加したいです。行くだけでテンション上がるお祭りだなぁと実感しました。

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