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塾勉強での子供とのケンカ。子供の気持ちと、親の私に足りなかった気持ち。

受験・塾での勉強をめぐっての親と子供のケンカのお話です。すでに受験を何度か経験した親と、まだ経験していない子供との見方や考え方の違いからくるのか?普段の親子の関係性から来るのか?両方なのかもしれないですが、些細なことから、ケンカに発展して、親の私としては、あ~足りなかったなぁと気づいたことについてです。

ケンカの発端

塾のテキストの丸つけをしていたときの話です。地名を漢字で書いていなかったので、「テキストに書いてあるんだから、見て書いて、漢字も覚えてね」と言いました。すると、子供はムッとした顔をしてます。ここからです。

私 :言いたいことあったら言って?(すでにケンカ腰)
子供:習ってない・できないことやれって言われているみたいで嫌
私 :字も汚いねぇ・・・(嫌味)
子供:パパも汚いじゃん!!!
私 :なんだと!?(ブチギレ)
そこから、あーいえばこーいう口ゲンカが始まり、しばらく見ていたママが見かねて、
 to私:パパの字もきたないのに、自分だけきれいに書けと言われたことに
    反発してるんだから、感情も考えてあげて!
 to子供:字が読みにくいのは、前から言ってるんだから、直す努力する!

 以上!!!

と、冷静な視点で、「子供の感情に配慮しよう」と諭してくれました。
頭に血が上っている状態ながら、「ごもっとも」と感じました。

冷静になって考えてみて、見えてきたこと

いろいろ考えて、こんなことが思い浮かびました。

 ●そもそも私が怒った理由
 ●言動の何が良くなかったか?
 ●じゃ、これからどうするか

●そもそもの怒った理由

最初は、ずっと言っているのに字をきれいに書く努力が見えないこと、だと思ってました。しかし、よくよく考えると違うなぁと。

一番は、「パパ(自分以外の人)が字が汚いから、自分も汚くていい」と思ってるであろうことでした。相手がやってないから、自分もやらな~~い、という考え方をするとは何事だ!?って感じです。

でも、実は、私の字が汚いと言われたことに怒ったのかな?とも思います。後日、そんなところで競うなよ、落ち着いて受け止められなかった、自分が恥ずかしくなりました。

●言動の何が良くなかったか?

見ての通り、嫌味を言っているので、それが良くないですね😑
そして、あることに気づきました。「子供が怒って教えてくれた」ことが。

それは、私が「ずっと、注意ばかりしていたんだなぁ」です。子供からすれば、ずーーと文句を言われていた状態に感じてたんだろうなぁと。そりゃ、ちりツモで怒るわな・・・と、反省しました。

よくよくこれまでの学習を見てみると、かなり頑張っている方だと思います。が、ついつい高望みして、ゴールをどんどん高くして、認めてあげてなかったんだ・・・と気づかせてくれました。
(これは、私のクセのようなもので、過去にも失敗しているので、本当にはっとしました)

●じゃ、これからどうするか?

これが難しい。。。これがいい!というのは、なかなか思いつかなかったので、こうすることにしました。

ひとつは、子供の様子を観察してみること。私が子供の考えていること、悩んでいることをわかっていないんだと思ったので、まずは観察から。

2つめは、オープンクエスチョンを投げかけるようにしようと思ってます。「どの教科のどのあたりが、楽しい?/難しい?」とか。少なくとも、「こうしなよ」という押しつけ・インプットではなく、「どう思う?」と相手の考えを引き出すことをしたいと思ってます。

最後は、子供と一緒に考える。私が一人で考えて、あれこれ言っても、所詮は押しつけかもしれない。だから、「ここが足りないと思うんだけど、どう思う?どうしようか?」とできればいいなぁ。

さぁ、効果はいかに…。そして、どこまで、怒らず私ができるか…😅



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