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文フリ東京37まであと1か月

まだまだ先だと思っていた文学フリマ東京37ですが、なんと、あともう1か月を切りました。

というわけで、これまでにやったことや起きたことを振り返りながら、今のこのワクワクを記録しておこうと思います。


応募する

地元で開催される文フリ福岡の日は、大切な友人の結婚式と被っていました。

今年は出店せずに、やるべきこと(それは文校の課題だったり公募だったりダイエットだったり部屋の片づけだったり日々の生活だったり)に専念しなさいっていう、神さまのお告げかな。なんて、都合よく神さまを登場させてそんな風に思っていました。

が。文フリ東京36に出店したつづきさんから楽しかったよって聞いて。いろんな方の熱々なレポとかが流れてきて。というかむしろ自分から積極的に読みに行って。うわあやっぱり楽しそうだなあなんて思ったら最後。

気づいたら応募していました。のが6月16日、文フリ東京37の約5か月前のこと。

つづきさんを誘う

出店するのはいいとして、何をどんなふうに作ろうかなと考えました。

最近自分の中で短歌がキテるんだよなあ、という熱。でもド初心者だしなあ、という不安。もともと抱えていた、友人(だなんておこがましいですが、便宜上!)のつづきさんと何かやりたいなあ、という想い。

それらが脳内で練り上げられた結果が、つづきさんへの

「一緒に詩と短歌の本を作りませんか」

でした。ちょうど文校のスクーリングがあったので、対面でいろいろ話しました。

なにか共通のテーマがあったほうがいいよねってことで、恋愛。原稿を寄せていただくだけで万々歳と思っていたのに「私も行けたら行くよ」って言ってくれたので、ブースに椅子を追加。8月末くらいまでに、初稿を完成させましょう。

そんな感じで出店料の支払いをしたのが、6月26日でした。

制作する

さあ、せっせと制作です。

今回は先にガワのことからいろいろ決めていきました。

初心者だし、知名度ゼロだし、なるべくお求めやすい価格にしたいなあ。300円くらいかな。サイズは、B6くらいがちょうどよさげ。値段とサイズから逆算して、28ページにしよう。扉やあとがきをのぞいて、作品はひとり11ページで。

1ページに1首やと11首。……は、ちょっと少ないな。2で22首。3で33首。4で44首……でも1ページに4首やとちょっと窮屈やろか。よし、3首/1ページにしよう。見開き1ページごとに連作にしようかな。んじゃあ11ページのうちの1ページはまあ置いておいて、見開き5ページ。6首連作を5つ作ろう。

恋愛と四季を絡めてつくってみようかな。春は出会いで冬は寂しいなんてベタすぎる? まあいいか。初心者やからね、変にこねくり回すより、素直に直球勝負しよう。

つづきさんと、出来た作品を送り合いながら制作していきました。ああこういう感覚、こういう表現いいなあって刺激をもらいながら。

途中で、もう一冊、短歌と詩のリレー形式の本も作りたいねという話になって、それも並行して作っていきました。そちらの進行やデータ作りはつづきさんに全お任せ。ありがたや。

InDesignと格闘する

前回、初文フリの時はMicrosoft Wordで入稿データを作成しました。今回は、Adobe InDesignを使うことに。

日頃仕事で使ってるとか全くなくて、もちろん持ってもいません。Adobe Illustratorは学生の時にほんの少しだけ触ったことがあったんですが、InDesignは完全に未経験です。

でも、憧れがあって。いろいろ便利なんだろうなっていう想像もあって。今回奮発して、サブスクに加入してみました。

これまで使ったことのあるソフトと全然勝手が違います。当たり前なんですけど。もう、文字を入れるだけで1時間かかったりとか、そんなレベルでわけわかりませんでした。

なので作品を作るのと並行して、InDesignの練習、練習、練習。

難しかったけど、ちょっと慣れてくるとやっぱり使いやすい。(ソフトの目的が違うから当然なんだけど)Wordには無い便利機能がいっぱいあって、すごくはかどりました。

これは継続して使っていって、もっと使いこなせるようになりたいなあと、思っています。

入稿する

というわけで、無事作品が完成し、InDesignも(なんとか、表面上)使えるようになり、入稿データを作成し、入稿しました。

前回の文フリ福岡の時もお世話になった、スピードコミック.com様に依頼。

最初に発注した(データを送った)のが9/24(日)の深夜でした。

9/25(月)の昼前には校正データをくださって、こちらのミスを発見して差し替えデータをお渡ししたのが9/26(火)未明。

9/26(火)の午後には修正版の校正データをくださって、その日の夜に校了しました。

完成した

そしてブツが手元に届いたのが……9/30(土)の午前中。修正までしていただいたのにこのスピード感。は、はやい。

用紙は一般的なマットコート紙(表紙)・書籍用紙(本文)だし、箔押しとかもしてない、オーソドックスなブツですが、中綴じにしてもらったのがちょっとしたこだわりポイントです。

見開き1ページでひとつの作品、というページが多かったので、ぱかっと開いたほうが見やすいというか、まとまり感あるかな、という思惑です。それが成功しているかどうかは……実物でご確認ください。

ここは位置をもうちょっとこうしたほうがよかったな……みたなところも少しはあるんですが、おおむね良い感じに出来上がったのではないかと、自画自賛しています。誤字も、いまのところ見つかっておりません。

つづきさんが担当してくださってる短歌と詩でリレーした本も、入稿まで済みなので、本に関してはあとは待つのみです。

宣伝する

というわけで、宣伝していかなければなりません。

と言っても、知らない人が「本作ったよ!」って言ったって誰も興味持ってくれないだろうから、とりあえず僕の作品を知ってもらうところから始めよう、と考えました。

そこで普段動かしていないTwitter(って言い張る)で短歌を呟いてみたり、呟くのを忘れてみたり、Instagramに短歌を載せてみたり、放置してみたり、しています。

1か月を切って、WEBカタログも公開されたので、もうすこし具体的な宣伝にシフトしていこうかなと思います。

しかし。かの大都会、東京です。知らない人たちばっかです。ブースはごまんとあります。見ず知らずの田舎もんのブースに来てくれる暇なんか無いでしょう。誰も来てくれなかったらどうしよう……。

なんて心配に心配を重ねていましたが。noteでつながってる方が行きますねって言ってくださったりして、ちょっと安心したというか、むしろプラスにワクワクしております。

あとはネットに上げる用のおしながきとかを作っていかないとなーとぼやっと考えています。

今からやること

宣伝をする

くりかえしになるけど、おしながきとか作って宣伝していかないとです。

チラシ&フリペと名刺を入稿

チラシとフリペを表裏に印刷して持っていこうかなと思ってます。10月20日くらいまでに入稿したいなと考えています。

名刺もあったほうがいいって聞いたので、作りたいなと思ってますが、誰からもいらんって思われたらどうしよという不安的なsomethingと相談しながらですね、ええ。

ブースの準備をする

ブースの並べ方を考える。必要な掲示物?をつくる。買い物に行く。(本を入れるビニール・コイントレー・なんか並べるのに良さげなやつ)

だいぶふわっとしてるけど、こんな感じです。多分ぽつぽつとあれがいるこれがいるって思いついて、何回も買い出しに行くことになるんだろうなあ……。そしてどうせ何か足りないんだろうなあ……。

荷物を発送する

今回は遠征なので、本やその他もろもろ、送ってしまおうと思っています。11月のアタマに近所のコンビニから発送する予定です。コンビニから発送ってやったことないけど、たぶん、できる、はず、です。

買い物リストをつくる

できるだけブースに居て来てくれた方に直接お渡ししたいのですが、せっかくTOKYOに行くので、やっぱり買いまわりもしたいなと企んでいます。とりあえずWEBカタログで気になるをつけていって、たまったら買い物リストをつくろうかなと思っています。

本当は当日端から端までゆーっくり歩いて、気になったものをかたっぱしから買うという石油王みたいなことがしたいんですが、時間もお金も全然足らなそうなので、ある程度は計画していこうかなと。

小銭を準備する

買いまわるつもりなら、必要なのが、小銭です。貯金箱に入ってる分で量は足りると思うので、というか足らさないと破産するので、より分けて持っていこうと思います。買いまわるというか、それ以前にお釣り用もですね、そういえば。

心身を整えていく

べつに今どこか不調なわけじゃないんですが、季節の変わり目でもあるので。何を忘れても、身ひとつあればなんとかなると思うので。あ、さすがに売る本は持っていかないとですが。とにかく風邪やなんやかんやに罹らないように気をつけながら、わくわくを膨らませていこうと思います。

リンク

つづきさんが書いてくれた文フリの記事はこちら

いしまるが書いた文フリ関係の記事はこちら


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