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『日本の源(ルーツ)に触れる旅』を受講して。
貴重な学びの機会がありまして、長らく自分自身がテーマとして学び探求し、ずっと答えを探していた事柄の中にある一つの”着地ポイント”を見つけることができました。
QUANTAさん主催の『日本の源(ルーツ)に触れる旅〜私たちはどこからきて、どこへ向かっていくのか〜』
講師は渋谷聡子先生。
3時間✖️5回という時間の中で、
神道のこと、神道に隠されたコードのこと、天皇陛下のこと、日本の歴史、戦争のことなどなどがテーマで濃密な内容の講座でした。
有料の講座ですが、ここでしか聞くことができないお話だということは間違いがありません。
国学院大学で学ばれて神職としての修行もされた先生にしか語れない、神道の本当の話を聞くことができます。
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【3月31日まで期間限定✨】
2022/12/15〜2023/2/14にかけて行われたQ特別講座『日本の源(ルーツ)に触れる旅 ~私たちはどこから来て、どこへ向かっていくのか〜』のアーカイブ動画を期間限定にて販売します。全5回のアーカイブ動画を2023年3月31日までご視聴いただけます。https://t.co/soNv1cFPS1
私自身は、もともと大学で人文学部に所属し、宗教学、民俗学、社会学などなどを学んでいたので、自分なりに日本のメインストリームではない”周辺”の歴史のこともきっと一般の方よりはよく知っている方だと思います。
けれど、そんな中でも手に入れられなかった貴重な学びの数々がこちらの講座の中であったので、新しい発見とこれまでとは違った視点を得ることができる機会となりました。
私は特に、西陣織という日本の伝統的工芸品を扱う仕事を日頃しているので、日本の文化についてはいろんな角度から見てきたつもりです。
そんな中でも自分にとって、”戦争という体験”が日本という国に落とした大きな影と、戦後の天皇陛下の存在に、腑に落ちないものをずっと感じていました。
戦後の高度経済成長の中で、西陣織を初めとする着物業界も著しく数字を伸ばしたものの、日本の民族衣装でもある”着物”であるにも関わらず、
形式的なものは受け継がれているのですが、なぜか本質的なものが抜け落ちてしまっている気がしてならないのでした。
戦前と戦後では明らかに違い、本質的な何かがなく、骨抜きにされた日本の姿を見ているような気がしていたのです。
そんな時代に苛立ったり、どこかしら自分のアイデンティティやルーツの危うさに気づいていて、それを探そうにも見つけられず落とし所がないような不安定な感覚を感じていたのでした。
それが、この講座を受講することで、何が”断絶”を生んだのかがわかり、
断絶による変化によって解放されたものと、明らかに失ってしまったものの輪郭を捉えることができた気がしたのでした。
それは、私がずっと断片的な点として追っていたものだったのですが、
この講座を受講することで、ようやく一筋の線が見えてきてそれぞれの点がつながり始めたのです。
ずっと、日本という国とその政治や社会制度の中に違和感があったし、自分自身の両親から受け継いできたものに対する抵抗などもずっと感じてここまできました。
それが、”日本の源(ルーツ)”を知ることで、
想像以上に過酷な日本の社会全体が負った傷や苦悩に気づき、それらを越えようとした各時代を生きた人々のパワーに触れることができました。
多角的な視点を得て、俯瞰して歴史やその時代を生きた人々を想像することによって、自分自身の中にあった違和感や異物の塊のようになっていた何かが溶けていき、自分の一部となったような感覚がありました。
明らかな癒しが内側で起こり、肩の荷が降りたような気分になりました。
そして、ここからまた先へと進めそうな気もしてきたのです。
アーカイブの保存期間は2023年3月31日まで延長してくださっています。
もし、気になって迷っていらっしゃる方がいらしたら、ぜひご覧になられることをお勧めします。
私ももう何度も見返して、学びを深めたいと思っています。
こんな貴重な体験を与えてくださった、渋谷先生、案内してくださった井出さんとyujiさん、この機会を主催してくださったQUANTAさんに感謝を込めて。
フランスからスペインに抜けて進む、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼旅へいつか出たいと思っています。いただいたサポートは旅の足しにさせていただきます。何か響くものがありましたらサポートお願いします♪