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#宿命の守護烙印 第Ⅶ章第65節

今回は、ギンヌンガガプの街中を少し散策します。

ここのところ戦闘が中心になることが多かったので、なんだかこういうのも久しぶりのような気がしますね。

(AVISというのは、デンマーク語で新聞のことです。)

大した情報は手に入らなかった代わりに、アリストはここのところの焦燥感を切り替える為にライズに儀式時の護衛係になる事を申し出ます。

さて、無事に式を行なう事が出来るのでしょうか?



今回のお話の(ある意味)見どころは、獣耳の部分かもしれません。

アリストは夜目が利くので猫、アポロは耳がいいので兎、メリッサは癒やし手触りの羊、レモンバームは鼻が利くので犬です。

ゼラフィーは特に思いつかなかったので、なんとなく似合いそうな狐にしました(まだこの時点では書けなかったのですが、2022.1.14に続編の外伝Ⅰにて真の理由を記載済み)。

ギンヌンガガプ市内にはアウズフムラ族が半分くらい住んでいて、その他の種族も半分くらい住んでいます。

アウズフムラ族の人が街から出ても獣耳は生来のものなので無くなることはありませんが、それ以外の種族の人が街から出ると古来からの謎の力の影響がなくなり、獣耳は無くなるようです。

(簡単に言ってしまえば、アウズフムラ族以外の人達の獣耳や尻尾は実際に生えているわけではなく傍からそう見えているだけ。

 ただし物語中でも書いている通り、本当に獣耳や尻尾があるような感覚はあるらしい。

 遥か昔から続いているらしい謎の力ゆえに、ライズ達もよく分かっていない模様;

 あと羊は品種によってメスは角がなかったり、あっても小さかったり短かったりするそうですが、メリッサにはなんとなくつけたかったのでつけてます(笑))



本日も、ご愛読いただきありがとうございます (^_^)ゞ




中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。