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#宿命の守護烙印 第Ⅶ章第64節

ギンヌンガガプ市にてお城に招待され、獣耳少年とお話をしています。

(このお城のモデルは、前節でも説明させていただいたフレデリクスボー城です。)

彼が逃げ回っていたのにも、色々と大変な理由があるようですね。

・・・それにしてもライズ達は、初対面からアリスト達を信用しすぎなような・・・ σ(^_^;




さて、前節で書いていたようにライズ達はとある動物がモデルになっているので解説していきますね。


ライズ→北欧神話の主神であるオーディンに付き従う、「ゲリ」と「フレキ」という狼から。巨大な狼である「フェンネル」のイメージも少し。

メイリン→こちらもオーディンに従事する馬「スレイプニル」から。足が八本ある軍馬で、ものすごい速度で走ることが出来る(ライズには追いつけてなかったけど;)

ソフィア→世界樹ユグドラシルに住んでいるとされる「ラタトクス」という伝令係のリスから。

ロビン→ユグドラシルのてっぺんにいて、毎朝英雄たちを起こしているという鶏「グリンカムビ」から。


調べてみると、北欧神話には狼と馬がよく出てくるようですね。




そういえば今回の節表紙絵で子供アリストが持っているのが、アイルランドの国技である「ハーリング」で使用するバッド(正式にはスティック)のようなもの。

これで球を打つのですが、地上最速の球技とも呼ばれるくらいで結構危険な面も多いよう。

ホッケーの起源になったとも言われており、古くはアイルランド伝承の英雄であるクーホリンもハーリングの試合に勤しんでいたのだとか。




本日も、ご愛読いただきありがとうございました (^_^)ゞ





中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。