#宿命の守護烙印 第Ⅶ章第67節
さて今節にて、物語が大きく動き出しそうな気配がしてきましたね。
実は第Ⅶ章はとても短く今節にて終了、その代わり次の第Ⅷ章が結構長いものとなっております。
(あと次の章では、この物語の中でもかなり厳しく辛い戦いの描写がありますので、そういったものが苦手な方は御用心を (>人<))
また数日いただいてから投稿していきますので、読者の皆様お楽しみに m(_ _)m
・・・アリストの父親であるライサンダーの足跡が、早く辿れると良いのですが・・・。
今回でヴァナディース事件は一旦幕、結局彼女達が何者なのかハッキリとは分かりませんでした。
牢屋生活で、少しは大人しくなるのでしょうか?
彼女達についてはまた後々、その内書いていきたいと思います。
ところでアリスト達はところどころで自分たち人間はなんたら、みたいな事をちょこちょこ言っています。
ただし著者としては、アリスト達は人間と妖精の間くらいの存在として書かせてもらっています。
(ダーナ神族がアイルランド伝承の表舞台を退いて後、妖精化していき現在も密かに生きて暮らしていると言われている点から。)
アイルランド伝承にはよく妖精が出てくるのですが、特にレンスターが舞台となるフィン・マックールが活躍した時代のアイルランド伝承世界にはそれが顕著です。
(クー・ホリンの時代は、どちらかというと神的存在の物語が多いようです。)
アリスト達のいる世界には人間族(マッサリアのリオン族など)をはじめ妖精族(光精エルフ族など)や古代生物(ドラゴンなど)のような様々な種族がいたり、動物や植物が話したりなんてことも普通にあるようです(その辺りは外伝などでも書いていければと思います)。
あとギンヌンガガプ市でアリスト達は動物として獣耳(と尻尾)という姿になっていますが、元々人間(と妖精)という動物の一員の為、実際は別に獣耳になっていなくてもなんらおかしくはないのですが、ただ著者が描きたかったのであんな風な姿になっていました(笑)
少し遅い時間になってしまいましたが、本日もご愛読いただき誠にありがとうございました (^_^)ゞ
中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。