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#宿命の守護烙印 第Ⅶ章第63節

本日より第7章開始、章タイトルの「克己」とは「己に打ち勝つ」という意味です。

舞台は移り変わってユミル国のギンヌンカガプ市、ギンヌンガガプとは北欧神話における世界創造前の巨大かつ空虚な裂け目の事。

ライズ達の種族名であるアウズフムラというのは、北欧神話世界が創造された頃に生まれギンヌンガガプに住んでいたとされる雌牛の名前です。

このギンヌンガガプ市はデンマークのヒレレズという都市をモデルにしていて、ライズの名字もヒレレズにある「フレデリクスボー」という城の名前からとっています。

獣牙アウズフムラ族は人それぞれにモデルとしている動物が異なるのですが、それはまた後々書いていこうと思いますのでしばしお待ちを。

(節タイトルが「獣の国」となっていますが、ユミル国全体がアウズフムラ族の土地というわけではなく、あくまでもイメージ的な表現です。)



そういえば今回、アリストが探している牡鹿の姿が初めて出てきましたね。

もちろんモデルは以前紹介させていただいた、アイルランドの泥炭地帯から化石が多数発掘されたというオオツノシカ(アイルランドオオツノジカ、ギガンテウスオオツノジカ、アイリッシュエルク等とも)。

角がスゴいことになっていますが、実際こんな見た目だったとされているようです。

あと前回の章からまた1ヶ月くらい経っているのはご愛嬌、所々に世間話多めのアウトドア的な描写があるのは「キャンプしたいな」という単なる著者の趣味です(笑)



今日も、ご愛読いただき誠にありがとうございました (^_^)ゞ




中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。