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#宿命の守護烙印 第Ⅴ章第52節

今回のお話で、第Ⅴ章は終わりとなります。

少し長めの節ですが、例によって会話文が多いのでさほど長くは感じないかもしれません。

また五百年前の事件が云々というのが出て参りましたが、これもまた結構重要なものとなってきますのでご留意を。

次回の第Ⅵ章まで、また少しお時間をいただくことになると思いますが、しばらくお待ちいただけると幸いです。



さて、ようやく翼の天女騒動が落ち着きました。

五百年前の光翼ダーナ族の継承者達は、旅の途中で偶然ニケ村の付近に立ち寄ったようです。

その際、村の者が彼らを見かけていたのでしょう。

(守護獣は使い手と獣自身の意思が一致した時だけ現実世界に顕現するものですが、その元は例の力の石なので、他者が守護獣に触れてしまうとゲッシュが発動する事になってしまいます。)

しかし元々共に旅をしていた者同士であったのに、連れ去られたみたいな伝わり方は結構な誤解の歴史ですね。

歴史というものが、時としてそんな風に成り立っているのかと思うと、なかなか考えものかもしれません。



そして今回は、挿話的に久々登場のロルカが出て来ます。

謎の男や悪魔などと会話を交わしているようですが、雰囲気も会話の内容も不穏な気配しかしないですね。

・・・むしろ、ロルカが”まとも”に見えてしまうくらいです・・・。

この辺りのこともふまえて、楽しみにお待ちくださいませ (^_^)ゞ



今回も、ご愛読いただき感謝致します \(^o^)/




中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。