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ただいま、青森県

初めまして!お久しぶりです!こんにちは
あんなです。

わたしのnote始めてみるよ〜って方にも、
やぁやぁ、久しぶりって方にもご報告。と言ってはなんですが、

この度、青森県に帰って参りました。
何ターンていうのかは分かりません。




うろちょろ、うろちょろしていた私が
これから青森県を拠点に暮らす覚悟を決めました。
(いや、覚悟なんてそんな強いモノはないけれど。時の流れと、あらゆる選択を繰り返してきて、辿り着いたのが結局、青森だったわけです。)

まあ、今までどこいってたの?とか、いやいや、青森にいる期間もあったじゃん!みたいな戯言は無視して、

今日は、「これから」についてのお話しを少しばかり。


拠点になるのは、青森県東通村

📍東通村を探せ

東通村、見つけれましたか??

そうです。
東通村は、青森県の下北半島北東部にある村です。

ちょうど、青森県の斧ののよう形になった部分(まさかり半島と呼ばれたりするよ)の、右端に位置します。

ここ


北には津軽海峡、東には太平洋が面していて、土地のほとんどは森林。
人口は約6千人。住人の8割は一次産業に携わっているとか。
北海道との距離は約100km。最短で3時間と少しの距離にあります。
アソビニキテネ。

尻屋灯台


「東通牛」というブランドがあったり、「祈水」という東通村の米を使った美味しい日本酒があったり、よく知られているのは、原子力発電所があったり、というところでしょうか。

それと、尻屋岬と寒立馬が有名ですね。
尻屋岬にの灯台は、レンガ造りの灯台として日本一の高さみたいです。
寒立馬は年中放牧されているので、越冬するために逞しい体格をしています。

寒立馬


町にはひとつだけ「プチマート」というちいさなスーパーがあって、
となり町のむつ市へは車で約20分。
(むつの飲み屋街とっても良い味だしているので早く来て)

29の集落があり、高齢の方や買い物難民の方向けに買い物支援で移動販売を行ったりしています。

まだ、私が知っている情報はそれくらい…かな。

東通村情報は、何か違うカタチで届けられたらな、と。



なぜ、東通村なのか。

今回、東通村へは国の地方創生事業の一環である、地域おこし協力隊としてやってきました。

地域おこし協力隊とは

地域おこし協力隊は、都市地域から人口減少や高齢化等の進行が著しい地域に移住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組みです。
隊員を任命するのは各地方自治体であり、活動内容や条件、待遇は、募集自治体により様々です。任期は概ね1年以上、3年以内です。

https://www.chiikiokoshitai.jp/about/

私自身、地域おこし協力隊の制度については、前々から認知はしていて、
でも、いざ自分がなろうか、と考え始めると渋々あきらめるというのを何度か繰り返していました。


晴れていると向こうに函館が見えるよ

地域おこし協力隊は自治体によっても、募集の仕方によっても、業務内容はさまざまで、その中から、自分ができそうなことや、やりたいことと、照らし合わせて応募し、採用となるのが一般的です。契約の仕方とか、深堀るともっと濃い話があると思うんですが、それはまあ…置いておきましょう笑

私には、そのミッション(仕事)を自分がクリアしていく自信が無かった。そして、その地域に定住するほど、自分自身の意思を感じられなかったのが今までのこと。

だって、「移住」って結構なエネルギーが必要ですよね。「引っ越し」とはまた違う。新しい暮らし、新しい人間関係、環境、食べ物、知らない町で知らない人に囲まれること。もし、移住してみてめちゃくちゃ合わなかったら、とか、やりたいことができなかったら、とか、考え事が募るばかりじゃないですか。
独り身の私でもそうなのだから、夫婦や家族で考えるともっと大変なこともあるでしょう。きっと、楽しみだけでは進めないものだと思います。
新社会人や、新入生の方の境遇と似たものがあるかもしれません。

それで、応募要項などを見ながら、すごく良い制度ではあるけれど、私にはできないな。という結論になるのが毎回のオチでした。

そんな私がなぜ、東通村の地域おこし協力隊の募集を見つけたのか、そしてなぜ応募に至ったのかというと

それは友人の勧めでした。
「東通村」を、でなくて
移住スカウトサービス「SMOUT」の。

SMOUTとは

地域の人(自治体、事業者、個人など)が、地域に興味がある人を募集し、直接スカウトすることができる「スカウト型」マッチングサービスです。

https://smout.jp/

簡単に云うと、地域の人が自らプロジェクトを作り、人を募集するサイトになっています。

どんな人に来て欲しいのか、どんな関係性ができるのかなど、場所、関わり方などが自分の好きなように検索できて、気になった地域の方とはすぐに直接やりとりできるようになっています。

え、良。みたいな。

なんで今まで知らなかったのかな、と思うくらい、スパスパと話しが進み、サイトに登録してから1週間以内で、東通村に一度訪問する予定が決まりました。

東通村はブルーベリーも有名だよ。

淡々とことは進み、以前まであった不安要素を考える隙もなく東通村に移住することが決定。

(移住することが決まった流れは簡単にまとめるとこんな感じです。)

簡単に書きすぎて、面白くないけど。

これから何をするの?

それで、これから何をするの?って感じですよね。

まず、第一に私が探していたのは「場づくり」ができる場所でした。

ゲストハウスや、カフェのようなスペースを作って、人と人が交流できるような場所であり、自分自身も心地よく過ごせる場所がほしい、というのが念頭にあり、、(ここら辺のことについては省略…笑)

それをどこでやるのか!が、私の中では最初の課題。

北海道の景色も、人も、大好きで、いれるものならずっと居たい
けれど
青森には家族がいて、育ってきた町で、生き慣れている、

どっちも大切で、
どっちも失いたくない居場所がありました。

だからこそ、うろちょろしていたわけですが
この前の1年間を、北海道で過ごして気づけたことがたくさんありました。

たくさんの出会いと別れ、そして再会までを重ね
語り合い、馬鹿笑い過ごした日々の中で、

また会える」ということを教えてくれた1年間。

「また会えるように。」私は、青森に戻ることに決めました。

青森でも、みんなに会えるような箱ができたらまた、会えるよね?そんな気持ちです。

まあ、箱を作るなんて簡単な話ではありません。
決めないといけないことはたくさんあるし、資金も必要だし、
いろいろと知識も技術も足りません。どこでやるにも、何をするにも、そうですよね、きっと。

なので、私は地域おこし協力隊という手段を選択しました。

例えば、あと2年で開業したいと考えているのなら、
ひとりでは完成しきれない。
そう感じたので、何かを選ぶ必要がある。
そうしないと、
これからもずっと、うろちょろしていくことになるような気がしました。

そんなこんなで、見つけたのが東通村での空き家コーディネーターの募集。

やりたいことと一致していること、
青森県内であること、
北海道との距離も近い(対岸に見える!)、
地域のキーマンも温かい人ばかり、

という好条件。

行かない選択肢は、その時見つからず
東通村地域おこし協力隊として採用していただき、今に至ります。

そんなわけで、
青森県東通村地域おこし協力隊  空き家コーディネーターという肩書きで
今後活動していきます という、ご報告でした。

空き家コーディネーターと云っても、私自身に建築の知識等はないですし、
今後もたくさんの方に支えていただきながら、
理想の箱が出来上がってくることでしょう。

みんなにまた、会いたいから、がんばります。


なにもない?


よく、ここら辺の地域には何もないよね
と言われますが、正直暮らし始めた私からしたらそんなことは全くなくて。
確かに何もないのだけど、
何もないからこそ、それが居心地良かったりします。
何もないからこそ、あの町にあった素敵な場所をここにも作りたいとも思える。
そして、私と同じように何もないし面白くないから、と地元を出て行った方達が遊びにだけでも良いから戻ってきてくれたら、嬉しいなと少しばかり思っています。
なにもない。そんな理由で、そこに行くのをやめないでほしい。
何もないから、見つけられる何かが、きっとあるんじゃないか。
最近「何もないよね」と言われることに違和感を覚えたけれど、その違和感を言語化するのって難しいですね。
「何もない」といわれる地域に暮らす方々は、意外とそれを楽しんでいます。
暮らす人たちからそんなパワーを感じて、私はここを選んだのかもしれません。東通村もですし、青森県として。
まあ、これは私のひとり言なので、無視していただければと、思います。笑




自分がやりたいことが何なのか、そしてそれをいつまでにやり始めたいのか、どこで、だれと、とか本当にいろんなことを何年も考えながら色んな町で暮らして。たくさんの人と出会って、素敵な空間に混ざらせてもらって。そして自由に、ふざけながら、過ごせた日々のお陰で、
山も谷ももちろんあったし、地道に足踏みしていた期間もあったけれど、そんな中で「やっと」の想いで決まった移住。
これからどんな出来事が起こっていくのか、優しく温かい目でお守りいただけたら幸いです。それだけじゃなく、お混ざりいただけると飛び跳ねます。


纏まりなくつまらないこの文章、最後までお読みいただきありがとうございます。

では、また。










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