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こころが痛い、と感じたことはありますか

NAMIDAサポート協会カウンセラーAOI


NAMIDAサポート協会のカウンセラーAOIです
最近は境界線について考え中です。


簡単にいうと
「私は私、あなたはあなた」と線引きをすることなのですが

私はこの心の線引きができず、苦しんでいました。
今回はそんな自分の話を交えつつ、分析していきます






心が痛い

DVをする人とお付き合いしていた時
何度も胸がチクッと痛むのを感じたことがあります

目には見えない心が、しっかり痛むのです


痛む時はいつだって「私がしたくないことが起きた時」でした
勉強がしたくなーい、宿題したくなーい！のレベルではなく

もっと心が苦しく勝手に顔が歪んで息もうまく吸えなくなるような

そんな風に痛む自分の心を、私はあの時何度も無視しました

今になってハッキリとわかるのは
「私にとって嫌なことは、嫌なことなんだ」という
至極当然のことでした


ですが私にはそれができませんでした




境界線が曖昧な故に

今目の前にいる人の痛みも苦しみも孤独もとてもわかる、私は当時そう思っていました
これはおごりではなく、本当に気持ちがわかりました。
自分も同じようなネガティブがあったので。


だからこそでした

だからこそ、わからなくなりました


目の前にいる人はDVをしてくる
私を罵り、罵倒して、殴り、痛めつけ、私が苦しんでいる姿を見て
自分のネガティブを埋めている

そんな人（良い面もありました）なのに、
私は彼の気持ちがわかるから


「嫌だ」「やめて」とだんだん言えなくなりました
（もちろんDVによる無価値が加速して気力が無かったのも事実です）

言えないのはその気持ちがわかるから
その辛さがわかるから


だけどどんどん私の心の中で
ある言葉が大きくなりました


「私の気持ちはどうなるの」


DVの元カレと付き合う前の、別の男性の時にも
DVなんてことは全くなかったですが


元カノ絡みで散々な目に遭いました

お付き合いをしているのは「私」なのに
私はなぜか自分の気持ちを放っておいて
元カノのために何かしてあげなよ〜という謎のスタンスでした



ダブルバインド状態


人の痛みがわかると、断れなくなりました
もちろん緊急を要しているなら話は別ですが（緊急を要していても本来は断って良いのです🙆）

全く緊急でもない時でも
「この人自身も傷ついているし…」
「たくさん嫌な目にも遭ったもんね…」
「本当は嫌だけど、でも悲しんでるし…」


そうして自分の気持ちが段々わからなくなりました


なのにいつも聞こえるんです、感じるんです
「私の気持ちはどうなるの？」って


半分は相手のこともわかる、だから私が我慢すれば済む話だ
半分は私は嫌だ、とにかく嫌な気分で、不快だ！

いつも心はこの状態でした
二つの想いが真逆だったのです


でもいつも私は
「私が我慢すれば済む話だ」こちらを選んできました

それでいい、それでいい…


胸が痛んでも、苦しくなっても
それで良い…それで良い…


「私の気持ちは…どうなるの」



境界線が曖昧な人たちはこのように
本当は自分が嫌なことを嫌だと伝えることが苦手です
人の痛みがまるで自分のことのように感じて、同じようにひどく苦しみます
相手が可哀想だ…と優しくも相手に寄り添うレベルがかなり高くなります



境界線が曖昧になった理由

それは機能不全家庭で過ごした可能性があります
機能不全家庭についてはこちら


機能不全家庭で過ごすと「私が私らしく生きる」ことができません
「私らしく」生きることを阻止されているためです


しかし、何も悪いことばかりではありません
人との境界線が曖昧だからこそ、人懐っこく人気者にもなれます
表現力も実にあり、センスがあります


ですが、境界線が曖昧な故にやはり人間関係で苦しむことも確かです。


結局私は当時彼側に思考を傾けて自分の気持ちはフル無視でした
私なりの自分の心に寄り添った考えが最終的にその彼と別れるという結末でした



しかしいまだに「私はこう思うけど、相手にもこういう理由があるんだから…だから仕方ないよね…」



だけど忘れないでください


あなた心が少しでも「嫌だ」「辛い」「苦しい」と思う気持ちをどうか無視しないでください

境界線が曖昧だと何を優先すれば良いのか
わからなくなります


だけど答えはいつだって「私自身」です

世界で1番大切なのは「私」です

いついかなる時も、です

あなたが嫌だと思うことをする相手や、
もちろんそんなつもりはなくてもあなたが「嫌だ」と思うこと

それはどちらも「境界線侵害」に値します


誰かのことを心配したりとって寄り添える人は、
とってもとっても優しい人だと私は思います。
心配や過度に寄り添ってしまうことも、愛だと思います


だけど、あなたのこころが苦しく、辛く、しんどくなるほど
その何かを我慢する必要はありますでしょうか。


ぜひ、自分の心に同じように寄り添って聞いてみてください。
もし何が嫌で、何が苦しいのかもわかんなくなちゃったよ！という人は
よければNAMIDAサポート協会にご連絡してほしいです。

あなたの中にある「私」は消えては居ません、だけどとても小さくなっています
大丈夫です。私たちと一緒に、その「私」をあなたのやり方で大切にできます。



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