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不快な気分を選択しているから嫌になる、ならば自分でその選択を辞める

嫌なものを無理に好きになる必要はないと思いますし
好きになれないと思います。
嫌なままで良い。
全く悪いことではありません。

「あの人のこと、嫌いなんだよね」も
「あの作業が嫌で嫌で…」もOK。

嫌なものは嫌なままで良くて、
ただ、それとどう付き合うか?を切り分けて
考えて行動することは必要だと思います。

あの人と会話をするのが嫌だ、
でも同じ会社だから毎日何らかの会話をしなきゃいけない―
だったらできるだけ会話の時間が短くて済むように
自分ができることはする。

来月プレゼンをしなきゃいけない―
だったら少しでもスムーズにいくように
できるだけ前向きに、できるだけ楽しみながら
準備と練習をしっかり行い
当日に慌てないようにしておく。

それでも嫌なものは嫌ですよね。
嫌なものや嫌なこと、嫌な人と関わる時に感じる不快な気持ちほど
自分を苦しめる、悲しませる、落ち込ませるものはありません。

随分前にどこかで
「自分の気持ちも自分で選択できる」
というようなことが書かれているものを目にして
「えっ?」と驚いたことがあります。

気持ちって勝手に湧いてくるものではないの?
自分で「はい、こっちの気持ちで」なんて選択できればそりゃ楽だよ、
なんてことを思っていたけれど
「自分の機嫌は自分で取る」なんていう言葉を聞くと
何だかそれも分かる気がする。

朝食にパンを食べるか白ご飯を食べるかを
自分で選んで決めるのと同じように
スタバに行って色々ある飲み物の中から
どれを注文するか自分で決めるのと同じように、
どんな気分で、どんな気持ちで
今日を過ごすか、この業務に取り組むか、
を自分で決めることはできる。

途中イラっとしたりムカついたり
落ち込んだり悲しんだりしたら
「あっ、今、めっちゃイラっとしてる」
「悲しいよね~」
とそれをちゃんと受け止めて
できるだけその不快な感情を引きずらずに
それ以降の自分の感情を選択して
その感情に近づける行動を取る―
ということをしていけば良い。

トレーニングですね。

ジムに行って鍛えるのと同じように
不快な感情の受け止め方やそれに対する対応の仕方を
自分の中で鍛えていく。

目に見えないからトレーニングという感覚がないけれど
すごく大きな成果が得られる心のトレーニング。

色んなことが起こるし
色んな人がいるけれど
自分の感情を自分で選択することは、自分だけにしかできません。

うん、そうだね(^^♪

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