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歌月の「7月俳句10句」2208/7

でぇーーー…。

 「暑い暑い…」と言っていたら『原爆の日』も過ぎ、早くも立秋…。
忙しくもないのに、なぜか忙しくなりnoteは見るだけになりそうであった。
いや、しかし…、せめて7月の句をまとめておかないと、と思う。


 昨日はめちゃきれいに咲いてた『オクラの花』ですが、次の日にはしぼんで落ちています。
ですが毎朝、花を集めて数えます。
花が落ちても悲しくないのです。
 だって、5日後には実が大きくなり食えますから…。

微笑んで今朝もオクラの花ならべ
歌月

 この句、5日後に食えるオクラの早い成長の楽しみを夏に詠んだつもりなのに…、
なんと『オクラは秋の季語』だった💦

蟻🐜も…
寄ってます

いや、まさかオクラが秋とは……💦

……………。。。

 気を取り直し「野菜づくりの基礎講座」を受講した話を投稿し、暑さを体感した話。

温度風。もはや昭和の夏じゃない
歌月

温度風とは気象用語で、実際の風のことではなく、異なる高度の風速ベクトル差。
過去と現代の暑さを表すのにもピッタリであると思った。

昭和の夏は
蚊取り線香、蚊帳、うちわ
刺されたら掻かずに
できるだけ我慢して
刺された所を爪十字
でも痒いので、キンカン…💦

……………。。。

 そして、妻さんのパジャマの話。
ゴムがゆるく、ずれてズレて転けそうな妻さんを心配していたら、夫くんが小指をぶつけた話。

けつまずく僅かに早し夏の宵
同じよな夏の宵またけつまずく

歌月

夏の夜更けはまだまだ…、と思っていた。
小指をぶつけると、やたらに痛い💦

……笑

……………。。。

 やたらに育ちの早い菜園の野菜たち。
暑い夏の早さに驚き、手入れをしていたら…、

夏畑根気比べよ草むしり
歌月

雑草…とってもとっても取っても…。

でぇーーーー…。

間に合わん…💦


……………。。。


鶴亀杯にギリギリに出した三句

蛍飛ぶ幾多の軌跡父の皺

蛍飛ぶ和みし父の皺の様

一人ゆくあの日ホタルの飛んだ道

歌月

 これは…、父との思い出や、母の死をもとに詠みました。
また、家族の思い出でもあります。

この一つにクロウサ賞頂きました。

クロウサさんありがとうございます。



そして、茉叶賞も頂きました。

茉叶さんありがとうございます。


 そして、毎月ある松山俳句ポストでは初級に入選。
なんと連続初級入選続いているので嬉しいです。
次は中級にも挑戦してみたいと思います。

雨上がりそろり翡翠の蝸牛
歌月



 次の俳句ポストの兼題は『原爆忌』。
広島育ちでありながら『原爆忌』は難しい。


 投下当時、私の母は女学生で、住んでいた大阪から実家の岩国市に疎開していたそうです。広島とは40km離れていました。
それでも広島の空が赤く燃えているのが見えたと言ってました。


原爆の日』平和へ平和へ鐘ひとつ
先ず平和へ平和へ灯ろう流し
歌月

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