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記事一覧
マッシュルームとパルメザンチーズのサラダ
先日、マッシュルームは洗ってもよい、という趣旨の記事を書きましたが、その時うっかり
実際はマッシュルームの皮を剥いても、味をしっかりと感じます。
と書きました。それで『皮をむくってどういうことですか?』というコメントを頂いたので説明します。こういうコメント、とても助かります。説明不足ですみません。
わかりやすいようにブラウンマッシュルームを買ってきました。ホワイトマッシュルームでも同様です。
冷凍パイシートを使ってミルフイユづくり
今回は冷凍パイシートの使い方をマスターします。
一昔前まで冷凍パイシートといえばマーガリンやショートニングを使った風味に乏しいものが多かったですが、最近はバターを使った製品が主流になりました。さすがに手作りよりも風味は劣りますが、便利です。
色々と試食してみましたが、パイシートはメーカーによる味の差はそれほどないようです。写真の冷凍パイシートはニュージーランド、BELLAMYS社のもの。
と
ハードボイルドスタイルのごぼうのキンピラ
キンピラ記事の続きです。今日は本命、ごぼうのキンピラ。
ごぼう 200g
オリーブオイル 小さじ1
醤油 大さじ2
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ1
酒 50cc
ごぼうのキンピラは醤油味が強めです。ごぼうは皮をこそぎ、適当な長さに切ります。
その後、半分に切り、六等分くらいに割ります。ごぼうの千切りは正直、面倒なのでこれくらい太い方が楽ですし、味もこちらの方がいいと思って
乳製品不使用の玉ねぎのピュレ
アレルギーなど様々な理由から「乳製品不使用で」という料理の需要が増えています。リゾットやスープに乳製品を使わず、クリーミーな味を加えるにはカリフラワーや玉ねぎのピュレを使うのが一般的。今回は玉ねぎのピュレを。
玉ねぎ 大2個(中3個 今回は小5個使用)
レモン汁 小さじ1〜大さじ1
オリーブオイル 大さじ3
塩 小さじ1/4
まず玉ねぎをオーブンでまるごと焼きます。
オリーブオイルを
純粋なホットチョコレートの作り方(ピエール・エルメ風)
肌寒くなってくると温かい飲み物が欲しくなるのか、ホットチョコレートのnoteがよく読まれます。
このレシピはピエール・エルメが十五年以上前くらいに発表したレシピがベースになっていて「牛乳」+「水」を使ったもの。フードライターのジェフリースタインガーデンは著書のなかで「エルメはクリームの代わりに『水で薄めた牛乳』を使う」と驚いていますが、現在のエルメのルセットからはついに乳製品が消えて、水だけにな
新時代の漬物「糖絞り大根」
ブームの一汁一菜は基本的には汁飯香という構成です。汁と飯についてはフォーカスされる機会がありますが、香の物についてはなかなか取り上げられない寂しさがあります。
日本の漬物の代表格はぬか漬け。ハードルが高いぬか漬けも冷蔵庫が大きくなった現代では取り入れやすくなったのでは、と思っています。ぬか漬けについてはnoteでいずれ記事にします。
今回、紹介するのは糖絞り大根という漬物です。糖絞り大根は近代
こんな風にぐるっとカーブを描くように敷設している点字ブロック、初めて見ました。
bornウェブマガジン『ざっくり紙のことがわかるコラム』
(「bornウェブマガジン」に寄稿したのと同じ内容です)
noteで作品を発表している方なら、自分の名刺やチラシ、フライヤーなどを作ろうと考えたこともあるのではないでしょうか。私も最近、自分のブログを人に紹介するときに、こういうものがあればいいなあ、と思ってます。口頭で「ブログやっています」って伝えるのもそれはそれでいいんですが、名刺がさっと出てくると、やっぱりかっこいいですよね。
また、自分
謎のつけ合わせウーフィレ
昔の料理本をぱらぱらとめくっていたら『Oeufs Filets』(ウーフィレ)なるつけ合わせを見つけました。直訳すると『卵の糸』という料理ですが、1952年のMOF(フラン ス最優秀料理人)コンクールの課題料理にもなっています。(鴨のオレンジソースのつけ合わせとして)
今ではまったく見かけなくなったつけ合わせに興味を持ったので、試作してみることにしました。あ、はじめに書いておきますけど、これ見て
ソーセージのケチャップ和え
お弁当の定番、ソーセージのケチャップ和えの作り方をご紹介します。子供の頃、お弁当に入っているとなんとなくうれしい料理でした。
ソーセージのケチャップ和え
ソーセージ 6本
ケチャップ 大さじ2
みりん 大さじ1
うちの母などはソーセージのケチャップ和えをつくるときは切り込みを入れたソーセージを炒め、そこにケチャップを入れていました。しかし、ソーセージの特性を考えるとそのやり方はソーセージの
簡単チャーシューの作り方
cakesで定番料理を紹介する連載をしていますが、次回のテーマは『チャーハン』です。なぜこんな予告をしているか、と言うと、チャーハンの具材に『焼豚』を使っているんです。
(9/22日追記 更新されました)
最初はcakesに焼豚のレシピも載せようか、と思っていたんですが『普通の人は市販品を使うだろう』『レシピがあまりにも長いのも読む人が辛いだろう』ということで編集者と協議の結果、こちらに掲載す
cakes連載〈「 おいしい」をつくる料理の新常識〉第13回余談『肉々しいミニマルハンバーグ』
cakesの連載の更新。今回のテーマはハンバーグ
ハンバーグは難しい料理で、肉種はやわらかくしたいけれど、繋ぎを入れすぎると肉の味が薄くなる。練ったほうがジューシーになるが、練りすぎると火を通したときのパサつきの原因に表面には香ばしい焼き目をつけたいけれど、火を加えすぎるとパサパサになる。表面を覆う〈なにか〉──例えばソーセージにおけるケーシング、餃子における皮のような──がないので、焼いている
cakes連載〈「 おいしい」をつくる料理の新常識〉第12回余談『口に入れるとすぐに溶けるほうじ茶ゼリーのレシピ』
cake連載の更新。
ここは一つ方向性を変えてデザートに。
掲載したレシピは極端に甘味の少ない配合なので、好みで増やしてください。プロは板ゼラチンを使いますが、驚くのは家庭用の粉ゼラチンの使いやすさ。顆粒状に加工してあるので熱い湯に入れて、かき混ぜるだけで溶けます。水に戻す必要もなし。
コーヒーを煎れて、300ccをはかり、砂糖を適当に入れて、ゼラチン一袋を溶かせばコーヒーゼリーになります。