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はじめに 時は、XXXX年。 あるところに、沙留卯(さるうさ)という生物がいた。それは猿と兎…
「どうしたの、ウッキー。しずんだ顔してさぁ」 猿江(さえ)が言った。 「なんでもないよ。…
友達がいなくなった沙留卯 「おはよう。」「おはよう、猿江(さえ)。」 ある朝、沙留卯(さ…
先生が沙留卯の後ろ姿を見て、 「山中さん、ちょっと来てくれる?」 と言って、沙留卯の返事も…
あのうさぎ あのことがあって以来、沙留卯は不登校になった。 沙留卯がいなくても、別になん…
初めてのこと それから家に入ろうとすると、大きな音がした。私はお母さんに近づいた。 見てみ…
猿卯新聞 あの葉っぱを開いてみると、「緊急!猿卯新聞 6月17日」と書いてあった。今日は6月27日。 「こんな新聞、うちには来てないわ。」 とお母さんが言った。 次の行を見ると、もっとびっくりした。小見出しには、「うさぎ連れ去られる」とあったのだ。 「何でこんなに重要な新聞が来なかったんだろう。」 沙留卯(さるうさ)が言うと、お母さんが、 「きっと、届け忘れたんじゃない。」 「それじゃあなぜ、あのうさぎが新聞を?」 「…」 お母さんは黙り込んでしまった。そして
島上 宇幸姫(しまかみ うさひめ)の家 あの新聞を見てから2匹は「嘘だよね。夢でも見ている…
島上家との戦い すがすがしく晴れた空。風がふわりと吹き、いつもの沙留卯(さるうさ)なら、…
謎のうさぎと村のうさぎ 家のそばののっぽの木の下にうさぎはいた。そして、睨みつけながら、 …
いつも読んでいただき、ありがとうございます✨ Runaと申します(_ _) 私事ですが、Noteに順次…
告白1 あれから2人は家に帰ったが、ずっと黙ったままだった。すると、お母さんが急に、 「…