『客観的な振り返りで新たな気づきを!?』 プチっとスタディ vol.87
[キーワードと言い換え]
リフレクション
≒
自分自身の発言や行動に対する客観的な振り返り
[プチっと解説]
あなたも
何か失敗してしまった出来事の後には「反省」をすることがありますよね?
(過去を省みないやつもたまにおるけど)
その際、反省で留まってしまうことが多くないですか?
(うぅ…)
反省ではダメだということではありませんが、
主観的な振り返りになるので結局同じ失敗を繰り返すことにもなりかねません。
vol.65のダニングクルーガー効果が働けば自分に甘く考えてしまうものです。
そんな時に他人からフィードバックを貰えると、
自分とは別の俯瞰した意見をもらえることになるので非常に参考になります。
(言われ方にもよりますが笑)
とはいえ、
なんでもかんでも人に聞けるかといえばそうではありませんよね。
そこで自らが自らに対し客観的な振り返りを行うことが必要となります。
これを内省、あるいはリフレクションと言うのです。
反省の更に先を行くリフレクション、
身につけておいて損はないはず…
ということで更に先も読み進めましょう。
[更に深掘り]
対比がしやすいように「反省」を持ち出す必要があった為、失敗についてを取り上げました。
しかしながら、
エラーや失敗への振り返り'のみ'がリフレクションの範囲ではありません。
リフレクションとは良いことも悪いことも含むすべての出来事に対して行う振り返りです。
(良いことも振り返るの?)
反省は悪い事の振り返りしかしないイメージがありますからね。
成功より失敗からの方が学べる事が多いとよく聞きますが、
これは失敗の方が振り返るべき部分があからさまだからと言えます。
(そういうこと?)
細かく分解してみていくと、
トータル的には成功と言える出来事の中にも'小さなエラーは点在'するわけです。
そこも深掘りしていけるのがリフレクションと言うことになります。
vol.85でも取り上げているvol.55のケーススタディにおいても、
プチット君の状況を配慮しきれなかったというエラーを体感したからこそ、
ヒコシ君は自分の行動を切り替えることが出来たんですよね。
仮にヒコシ君のアドバイスをプチット君が1回で聞き入れていたら、
ヒコシ君が振り返りを行うことはなかったかもしれません。
(僕も出来ないかも…)
例え上手くいっている状況においても「客観的に振り返る」リフレクションを実践できれば、
他人よりも多くの学びを得られそうな気がします。
[投げかけ]
あなたも
成功も失敗も振り返る習慣をつけてみてはいかがでしょうか?
以上
今回はリフレクションを解説しました。
[次回のプチスタ予告]
次回は
『スリーパー効果』
こちらを解説予定です。
お楽しみに!
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