『25分の刻みが生産性を上げる!?』 プチっとスタディ vol.64
[キーワードと言い換え]
ポモドーロ・テクニック
≒
タスクに集中して効率を上げる為に25分を1単位として行う時間管理術
[解説]
あなたも
「朝からこんなに時間をまとめて取ってるのに全然仕事が捗らない…」
なんてことありませんか?
(しょっちゅうですけど)
※音声版の耳からプチっとスタディなら全話無料で最後まで聴けます
時間を多く確保して、一つの作業に丸々当てて、休憩もろくに取らず…
「まあでも終わったらまとめて休憩すればいいから」
なんて考えてしまうかも知れません。
その結果、結局大幅に時間が掛かるという悪循環に陥ってしまいやすいですよね。
(グサッ)
そしてまとめて取るはずだった休憩時間もないこともあります。
(グサッ…グサッ)
早く仕事を進めるために「長時間をまとめて作業時間として設定」するのは、実は逆効果なんです。
何故なら「人の集中力には時間制限」があるからに他なりません。
適度に、小まめに、程よく休憩を取ることが大事になってきます。
それを体系的に時間術として設定したものが、
’1回の作業時間を25分で刻み小休憩を挟む’ポモドーロ・テクニックです。
(陽気な名前だな笑)
ちなみにポモドーロっていうのはイタリア語で、
しかも時間に関係なさそうなトマトという意味なんですが…
長くなりそうなんでその辺もケーススタディで語りますね。
(トマト?)
[ケーススタディ]
なぜトマトか、というと…
ポモドーロ・テクニックを考案したイタリア人起業家のフランチェスコ・シリオ氏の使っていたタイマーがトマト型タイマーであったためです。
(安易過ぎないか?)
そして「1単位の25分」を「1ポモドーロ」と言います。
(1トマト!)
完全に余談でしたが、考案者の名前が付くよりは覚えやすい気がしますね。
(この流れは背景まで伝わるvol.8のストーリーテリングですな)
具体的には…
1ポモドーロ(25分)の間タスクを集中して進めたら、5分間の休憩を取ります。
↓
休憩を終えたらまた1ポモドーロして5分休憩というように繰り返します。
↓
4ポモドーロ分を繰り返したら少し長めの休憩(15~30分くらい)を取ります。
というのがベースのサイクルです。
これによって「作業時間毎の集中力をキープ」しながら、効率よくタスクを進められるようになる訳です。
「予め休憩自体もスケジューリング」しておく方が、
だらだら時間を取るよりペース配分がしやすいんですね。
運動系の部活動をされていた方ならイメージしやすそうな例として
①「今日の午前練習は、ランニング、上半身の筋トレ、下半身の筋トレ、試合を想定したパターン練習を行っていきます。それぞれのメニューが切り替わるタイミングで5分休憩を取ります。」
と言われるより、
②「今日の午前練習は2時間で4つ、ランニング、上半身の筋トレ、下半身の筋トレ、試合を想定したパターン練習をそれぞれ25分ずつ行っていきます。各メニュー終了毎に5分休憩で進めます。」
と言われた方が、それぞれの集中力も維持できて無駄がなさそうですよね。
(あ、確かに)
ちなみに「何をやるか」の設定が、
実際に始める前には予定として組み込まれていなければ意味がありません。
(でもこれが出来れば…)
逆にこれが出来てくれば時間の有効な活用も叶い、
タスク進行のストレスも軽減することが可能になります。
「タスクをこなすなら25分で区切る」、
vol.25のif-thenルールで習慣化してしまいましょう。
トマト技術も侮れませんね。
※ポモドーロ・テクニック!!
[投げかけ]
あなたも25分と小休憩による時間管理の効果の程を確かめてみてはいかがでしょうか?
以上
今回は『ポモドーロ・テクニック』を解説しました。
[次回のプチスタ予告]
次回は
『ダニングクルーガー効果』
こちらを解説予定です。
なお、プチスタはテキストのみでなく音声配信も行っております。
拙い配信とはなりますがテキスト版から若干アレンジをしておりますので、宜しければそちらもチェック頂けたら嬉しいです。
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