見出し画像

教育環境を変えていく「教育の未来地図」|社会課題を考える

こんにちは、ザッキーです。
今週のお題投稿は社会課題を考える

新型コロナウイルス感染症の拡大によって、2020年は歴史的な転換点となりました。
この転換点で時代が大きく変わる姿は少しずつ目に見えてきました。
コロナになる前から存在した社会課題は数多くある中で、
家やオフィス、都市や地域といった場の役割、時間の使い方、そして人々の関係性・つながりの取り方すら変化させつつあり、新たな社会のカタチの模索が始まっています。

すいんぐまんで一緒にお仕事をさせていただいた日本財団による「STARTLINE」というイベントでは、実際に社会問題の取り組みをされている方々が、分野にわけてセッションをしていきます。


その中の1つである「教育」というテーマをご紹介していきたいと思います。

≪教育の未来地図≫

コロナ禍の臨時休校を経て教育におけるオンラインの活用が加速する中で、一斉・一律・対面というこれまでの学校の前提が問い直されています。また、学校外での学習支援や居場所づくり、これまでの学校の型を破るN高校の躍進など、今、多様な子供たちに応じた教育の場が広がりを見せています。withコロナ時代を生き抜く子供たちに求められるのはどんな教育かー教育現場の第一線で活動する人、保護者、そして当事者の子供たちなど、みんなで意見を出し合って「教育の未来地図」を描いてみませんか?

配信期間:2020/12/7 0:00~2021/1/5 23:59
配信時間:60分

≪スピーカー≫

画像1

▼特定NPO法人Learning for All 代表理事:李炯植さん
▼NPO e-Education創業者:税所篤快さん
▼学校法人角川ドワンゴ学園経験学習部長:園利一郎さん


≪これからの教育とは?≫

「教育」というワードに惹かれてこの動画を見始めました。
私自身も教員を目指していたことや、周りが出産ブームで自分が子供を産んだらどういうふうに育てていくかと考え始めたことでより興味を持ちました。

≪日本の貧困問題≫

「日本が貧困問題を抱えている」と動画で聞いた時に、学生時代の私からしたらそんなに意識する問題ではないと思っていました。
昔から貧富の差や戦争、文化、性質から学校に通えない子供たちは数多くいて、私自身も学生時代にボランティアで海外支援に行きました。

画像2

(2014年頃のボランティア活動中)
目に見えて貧困というイメージを作りやすい場所であったため、日本と比べたら学校に通えて学べる日本は貧困ではないと思っていました。
そのせいか「日本は裕福だ」「平和だな」と表面上でしか問題を見ていなく軽んじていたため、自国についてあまり考えたことがありませんでした。

しかし、今や日本も7人に1人のお子さんが貧困だと言われています。
昭和の頃から比べて、シングル家庭が増えてきたことなどで生活環境が整っていない子供が多いようです。
今までは考える対象ではなかったので、目を向けなかった問題でしたが、26歳という年になれば、結婚を意識する年です。
結婚をすれば、シングルになる可能性や子供が障害を持って生まれてきてしまうこともあるでしょう。
その時に自分はなに不自由ない生活を子供にしてあげられるのかという不安が過りました。
確率としては低い問題かもしれませんが、シングルで環境を整えてくれる”第三の居場所”という取り組みはとても素晴らしく感じます。


≪オンラインの在り方≫

園さんが関わっているN高等学校という通信制高校。
4年間で入学者が10倍に増え、1万5千人の生徒が在籍しています。
オンラインで学べるという需要が増えてきているということですね。
私の時代からすれば、通信学校はあまり良いイメージがないです。
それは〈通信=ヤンキー〉というイメージが強く、問題児が行くというイメージがあるから。
ただ、そんなイメージもこの動画をみてガラッと印象が変わりました。
N高に通う生徒は高校生ながら起業していたり、エンジニアとして働きたいという目的や目標をもっている人や、学校になじめず不登校になった生徒が入学すること多いようです。
オンラインで勉強することで、自分の時間を自由に使い、家にいても勉強ができるという環境はすごくいいですよね。

画像3

現代の教育環境が大きく変わっている中で、私は「学ぶ姿勢」が変わればいいなと思います。
そう思うのは、自分自身の身の回りで起きていたことから感じました。
例えば、高校~大学在学中に授業をボイコットする人やサボる人が、他の生徒に迷惑をかけることへの嫌悪感。
「こんな学校になんて来たくなかった!」「もっと違う学校へ行けばよかった」準備が足りなかったことへの不満や、その環境から何ができるのかを考えず、ただただ、ボヤイて時間と金を無駄にする人達がいました。
私からすれば「じゃあ500万かけてなんで入学したの?」と疑問でしかありませんでした。

やりたいことを見つけるために大学へきたなら、遊んでばっかいないで、やりたいことを見つける努力や経験をすればいい。
そのために色々な授業が専攻できるのに。
そんなふうに思うこともありました。

大学卒と高卒が初任給の給料が違うのはわかりますが、専門卒が大卒よりも給料が低いのはなぜだろうと思います。
理由は「大卒の方が就学時間が長いから」らしいですが、新卒で整体師として働いていた時には間違いなく専門卒のほうが即戦力になっていたと思います。
職業によっては、給料の形態を変えてもいいのではないでしょうか。

別のラインナップでLiLikoさんが「日本は良くも悪くも島国」と言っていました。
私もそれには同感で、日本は島国だからこその情報遮断や独自のルールに守られていると思います。
アメリカでは自分に足りない部分を学びに来るために大学へ進む人が多いようです。
近隣の韓国でさえ、国の一大イベントみたいに受験勉強は壮絶な戦いになっていて、大学では必死に勉強して学んでいる環境にある。

画像4


今では「英語が話せないと難しい時代」と言われています。
しかし、日本ではまだ英語の授業のレベルは低い。

オンライン授業が広がって、地方や海外にいてもレベルの高い授業を受けられる制度が確立を持つことや、日本人の将来についての意識が変われば、もっと日本は良い国になると思います。

先進国が延びれば、発展途上国への支援も早まりますし
地球環境ももっと良くなっていくのではないでしょうか。


≪START LINE≫

この動画をみて色々考えさせられたなと思います。
「社会問題」を何となく意識的には考えていても、それを行動に移していくのはすごく腰が重いです。
でも、この時代の変化に私たちはついていかなければいけないし、変化を怖がってはいけないなとも思います。
いつの時代でも、変化に順応に対応してきた人が生き残れる社会です。
これからを生きて行く知恵と力が必要だと思います。
そのためには、いま社会問題で動いている方の話というのはすごく貴重なものだったと思いました。

(ザッキー)


配信期間:2020/12/1(火)00:00 - 2021/1/19(火)23:59
無料配信:セッションは期間限定なく公開中
チケット申込期間:2020/10/12(月)11:00 - 2021/1/19(火)21:59
※チケット申込の終了日時は、コンテンツによって異なります。
チケット申込方法:1セッション300円〈ひとつのセッションから視聴可能〉
詳細はチケット販売サイト「イープラス」から。
https://eplus.jp/sf/event/startline?_ga=2.205693459.1681620743.1607564242-260049212.1607564242
※無料のスペシャルセッションは、チケット申込み不要です。配信開始後、各セッションのページからご覧いただけます。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?