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真白をもっと好きになる―― 蒼の彼方のフォーリズム - BLUE HORIZON - 著者 陸奥竜介 原作 sprite 蒼の彼方のフォーリズム 有坂真白シナリオを真白視点で描いた小説です。冒頭部分を公開予定です。 ネタバレを含みますので、原作ゲームをプレイしてから読んでください。
蒼の彼方のフォーリズム - Fly me to your sky - 著者 渡辺僚一 原作 sprite 蒼の彼方のフォーリズム 鳶沢みさきシナリオをみさき視点で描いた小説です。冒頭部分を公開予定です。 ネタバレを含みますので、原作ゲームをプレイしてから読んでください。
社内の邪神ちゃん好きによる邪神ちゃん好きのためのマガジンです。
8 とある部活の休養日。 誰もいない部室の奥で、わたしはみさき先輩が来るのを待っていた。 ただ待っていたわけじゃない。 というのも、わたしは床に置かれた「拾ってください」と書かれた段ボールの中で、猫耳ヘアバンドをつけて待っていた。二次元ではよく見る捨て猫スタイルだ。 ……いや、捨て猫スタイルだ。じゃなくて。 「やっぱり何かが壮絶に間違ってるような……」 事の発端はつい先日、友だち……友だちでいいんだよね? 友だちの保坂実里と出くわしたことだった。最初は最近どう?
第三章・止められない心。走り出す。行きたい。1 下のポジションにいるあたしは、自分から覆面選手に接近して距離を潰す。覆面選手がそれを嫌って上昇。今度はあたしが下降。覆面選手は距離を縮めようと接近してくる。 その動きを何度か繰り返して、覆面選手との間合いを測る。 ──行ける! 覆面選手が下降したタイミングに合わせて、ぐん、と上昇する。 「くぅ!」 覆面選手が慌てて上昇するけど、遅い。こういう細かい動きはあたしの方が得意。横を抜けて、上のポジションを奪う。 「よし! 今
( =╹w╹=) <いつもありがとうだぜ!
最終回です! 鈴森 チェスのモチーフは決定稿ではなくなりました。外周の部位も小さいものになりました。
(;=╹w╹=) <のぼせてからが本当の勝負!?
( =╹w╹=) <いろんな記念日があるんだな
晶也の顔が近づいてくる。心臓は持つ? 肺も破裂しそうなんだけど……あれ? キスする時って、みんなどんな気持ち? 相手のこと好きだって気持ちでするよね? それなのに、あたしは自分の体の心配ばかり! なんか違うよね! ちょっと待って! やり直しを要求します! ンッ! ぴんっ、と電流が走り抜けた。晶也の唇があたしの唇に当たったのだ。 すぐに離れると思ったのに、晶也は唇を微かに左右に動かした。 こ、殺す気か! 晶也が唇を動かすたびに、ハンマーで後頭部を殴られているような気
7 「はあ……」 練習後、着替え中は一時的に男子禁制化する部室の中で、わたしはため息を漏らした。 自己嫌悪。たしかにセンパイの段取りは色々と間違っていたけど、ホントどうしてあんなことをしちゃったんだろう…… 「ふう……」 「晶也でしょ」 何度目かのため息のあと、みさき先輩がからかうようなトーンで耳元に囁いてきた。 これはちょっとめんどくさい予感。ううん予感という名の確信。 なんとか話を逸らそうと試みるも、何度も頭に「しかしまわりこまれてしまった!」のウインドウが浮
全5回です😃 #5に続きます!
全5回です😃 #4に続きます!
「え? ええ!?」 「お、驚くな。あたし、晶也のことが好き。晶也は?」 「ちょっと待て! そういう話の流れじゃなかっただろ」 「細かいことを気にするな! 覚悟を決めたんだから、こっちの覚悟だって決めないとアンバランスになるじゃない!」 「あー、くそ!」 晶也は自分の額に手をやって、心の底から悔しそうに言った。なんだ、この反応。こんなことになるとは思ってなかった。 「くそ? 告白した女の子をくそ扱い? どういうつもり?」 「因縁をつけるな。そういうことは俺から言おうと思ってた
( =╹w╹=) <ラブ!
( =╹w╹=) < 肉の日らしいぞ!
全5回です😃 #3に続きます!
10 夕焼けが消えたばかりの道を晶也と並んで歩く。互いの顔が青っぽく見える夕方と夜の間の曖昧な時間。昼間の暑さも和らいでいて気持ちいい。歩いているだけで、疲れが空気に溶けて消えちゃいそうだ。こんな時間になってしまったのは、練習後にみんなで今後の予定や乾さん対策について話し合っていたからだ。 話をしているうちに、あたしの家についてしまう。晶也は歩調を緩めて、門の側で立ち止まる。あたしもそれに合わせる。 晶也がまだ話したそうにしてるから、促すようにあたしは正面に回ってあげ
全5回です😃 #2に続きます!