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Birth

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SIZUKU 11枚目のアルバム。17曲入り。2000年11月完成。第二幕のはじまり、生まれるという意味のタイトル。
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#オリジナル曲

Harmonica

Harmonica

Birthの5曲目「Harmonica」。

●タイトル●
どういう経緯かはわかりませんが、エレクトーンで使用している音色がハーモニカなので、それをタイトルにしたのだと思います。

●歌詞●

サビで“風の音” と“息の根” の対比がみられます。

サビ最後の聴き慣れない“ramshackle” は“とりとめのない” という意味のようです。

Aメロで“oasis” という言葉を使ったのは、なんと

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さようなら

さようなら

Birthの4曲目「さようなら」。

●タイトル●
L'Arc-en-Cielの「flower」(1996年)のカップリング曲「さようなら」に、少なからず影響を受けていると思われます。

●歌詞●

サビは“懐かしい景色の中で” です。懐かしいの漢字が間違っていますね。

最後のサビにある“小さな別れ方をしたあなたに会いたい” というのは、ちょっといいなと思いました。

●音源●
オリジナルの前奏

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確かな第二幕ーBirthを聴き終えて

確かな第二幕ーBirthを聴き終えて

11枚目のアルバム「Birth」の分析・紹介が終わりました。

ここから第二幕、とSIZUKUは宣言していましたが、なるほど、たしかにこれまでとは明らかに違うなと感じました。

これまでより1曲1曲の制作に時間をかけ、ハモリをいれたりバックにメロディをいれたり、ところどころに工夫がみられました。

もちろん、歌唱や技術などプロには及びませんが、SIZUKUが音楽作りに少し本気になったことはわかりま

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うさぎとかめ

うさぎとかめ

Birthの17曲目「うさぎとかめ」。

●タイトル●
イソップ物語の「うさぎとかめ」の、アナザーストーリーのような感じで作ったと思われます。

●歌詞●

うさぎとかめのうさぎが、本当はなまけていたのではなく、かめと一緒にゴールを目指したかった、というような歌詞になっています。

(目指せない、という漢字が“目覚せない” と間違えていますが)

Cメロではちょっと韻を踏んだようなフレーズも。

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刻まれた記憶

刻まれた記憶

Birthの16曲目「刻まれた記憶」。

●タイトル●
L'Arc-en-Cielのアルバム「heavenly」に収録の「Cureless」(元の名を“記憶の破片”)などに影響を受けていると思われます。

●歌詞●

前述のラルクのアルバムに収録の「風の行方」にも影響を受けているのでしょう。

●音源●
ラルクの妖しげな雰囲気に寄せている感じです。

冒頭の英語歌詞の歌い方もhydeっぽいですね。

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THREAD

THREAD

Birthの15曲目「THREAD」。

●タイトル●
“糸” という意味のタイトル。

●歌詞●

けっこう変わった歌詞ですが、おそらく土台はSIZUKUが親友とケンカして友達に格下げされた、という出来事だと思われます。

●音源●
メロディもわりと変わっていて、最後のメロディハモリもいい感じです。

Absent-mindedly

Absent-mindedly

Birthの14曲目「Absent-mindedly」。

●タイトル●
“うわのそら” という意味のタイトル。

SIZUKUのアルバムchangeに収録の「うわのそら」をアレンジした曲となっています。

●歌詞●

前述のように、「うわのそら」の最後のフレーズからはじまり、その続きの歌詞が繰り広げられています。

英語もがんばっていますね。

●音源●
基本的には前作の「うわのそら」と同じメロ

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Best Come True

Best Come True

Birthの13曲目「Best Come True」。

●タイトル●
将来の夢のことを歌っているように思うので、ドリカムをもじった感じなのかなと思います。

意味はあまり通じませんが。

●歌詞●

SIZUKUの感情をそのままうつしたような曲。

音楽作りの日々を送っている中で、才能がない、すべての交差点で一番を歩きたい、と思っていたのでしょう。

●音源●
サビで転調するところは、今井絵理子

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glad with cry

glad with cry

Birthの12曲目「glad with cry」。

●タイトル●
“嬉し泣き” という意味でつけたタイトル。

この歌では、天気雨のようなことを言いたかったのかもしれません。

●歌詞●

天気雨で虹がかかり、そこに天使がいる、というような内容。

Bメロで橙を“オレンジ” と読ませています。相変わらずそういうのが好きですね。

●音源●
しょっぱなから声が高いです。

構成が独特で、このしょ

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COMPLEX MAN

COMPLEX MAN

Birthの11曲目「COMPLEX MAN」。

●タイトル●
“コンプレックスがある男” という意味でつけたタイトル。

●歌詞●

どうやら目出し帽で生活していた男が、憧れの人のためにそれを脱いで外へ出て行く、というような内容。(どんな内容)

一番のAメロ“lucky seven” と“chacchy zubon” がなかなか良いですね。

●音源●
はじまりのドラムは自力でエレクトーン

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But,now.

But,now.

Birthの10曲目「But,now.」。

●タイトル●
“しかし、今は。” という意味でつけたタイトル。

ついに英語でも句読点を使ってきました。

●歌詞●

おそらくL'Arc-en-Cielの「bravery」(2000年)の歌詞に影響されています。

“昔はよかったなんて言わないで” のbraveryはSIZUKUが好きで、のちに高校で入る軽音楽部ではこの曲のコピーもしているようです。

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FLAT

FLAT

Birthの9曲目「FLAT」。

●タイトル●
“平らな” という意味ですが、おそらく音楽用語のフラットの意味でつけたのかなと思います。

●歌詞●

SIZUKUが当時仲の良かった友達(もとは親友)と共同で作った歌のようです。

歌詞はSIZUKUだけが書いたかもしれませんが、二人で歌えるようにサビではコーラスのような合いの手が入っています。

●音源●

Bメロは友達の作曲のようです。

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へんてつ

へんてつ

Birthの8曲目「へんてつ」。

●タイトル●
“なんの変哲もない” のへんてつからきているタイトル。

●歌詞●

何の変哲もないの逆、変わったことを求めている歌詞です。

最後のサビも、珍しいものを羅列しています。

●音源●
明るい曲調で、間奏もいい感じです。

エレクトーンでハモリパートを弾いていますが、やはり声でやってほしいなとは思います。

first finale

first finale

Birthの7曲目「first finale」。

●タイトル●
おそらく“最初で最後” という意味でつけたタイトル。

L'Arc-en-Cielの「finale」(2000年)にも影響を受けているのは確かでしょう。

●歌詞●

別れの歌ですね。

SIZUKUはまだこの頃恋愛を経験していなかったと思われるので、実話ではないでしょう。

●音源●
最後のサビではカノンのようなメロディをいれてい

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