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言葉は最大の、武器。

言葉について考えるようになったのは、ごく最近のこと。

安部広太郎さんの『超言葉術』を読み、
言葉は最大の武器だなと感じ、
人に届けるときは、丁寧に言葉を選びたいと思念した。

言葉を綺麗に紡げる人が好き。
尊敬の域を優に越している。
いや、もはや愛。

綺麗というのは、文章がうまいということももちろんであるが、加えて、
魂、想いが伝わってくるということでもある。

表現者だ。

誰かの心を動かすことの手段は世の中にたくさん溢れている。

写真、絵画、小説、音楽、…

自分の感情に重なった瞬間に琴線に触れる。

でもその人にしか分からない想いもそこにはあって、選び抜かれた言葉の並べ方、幾日もかけてやっと閃いた視点、何度も描いて見つけた筆のタッチ、というのもあって、

いいな、と感じたものを、つい
「やばい」「すごい」「素敵」
と表現してしまいがちであるが、
それが少しもったいないなと感じる。

こう考えるようになったのも、
安部さんの同書を読んだからである。

https://note.com/kotaroa/n/nb9c1f0e04e24

私も「素敵」という言葉が好きだし、
「素敵」という言葉を使うことがよくないとは全く思わない。

ただ、「素敵」ならそれをもっとこううまく言葉にしたい。大切にして届けたい。
そう、私も思うのだ。

ここ最近は、Twitter、Instagram、noteなどによって、多芸多才な方々と繋がることができ、
少し退屈だった日々に彩りが加わるような心地を抱く。

ダブルタップでいいねできてしまう便利な現代だからこそ、

丁寧に、ラブレターを書くように、

自分の想いを伝えたい。


otete







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「武器」というからには、
人を殺しもできるわけだ。

言葉を発することは自由だからこそ難しい。

それぞれの「正しい」の捉え方は違う
人によって受け取り方も感じ方も全く違う

だからといって、
自分の物差しで、他人の考えを測り、
人の心をナイフで突き刺すかのように非難するなどあってはならない、と私は思う。

誰もが生きやすい世の中なんて
これから先も来ないのだろう、と
思いつつ

そんな世の中になることを
諦めきれずにいる。

心のどこかで一縷の望みにかけている。

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