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子供に願うことを、自分にも願ってあげたい

保育園の面談で

「将来、お子さんにどうなってほしいですか?」

と5年間、毎年おなじ質問をされてきた。


娘を2歳で預けてからずっと答えは同じ。

「心身共に、健康に育って欲しいです!」

私はこれしか思いつかない。

初めてこの質問をされた時、迷いなくそう答えたし

子育て歴が更新されても毎年同じ答えしか出てこず、今も相変わらず我が子に1番に願うことだ。

「ココロとカラダが元気に育つこと。」

学校で勉強を頑張ることも
将来仕事でお金を稼ぐことも
好きなスポーツや趣味に打ち込むことも
恋愛をしたり家族をつくることも

心と身体がふたつセットで元気であることがとっても大事だと思うから。
(身体に障害や病気が有るとその時点でダメだとか、そう言う事では無く。あくまでも、親としての私個人の願望の話。)

健康な身体の為に大事なことは食事、運動、睡眠時間の管理をすること(あたりまえすぎ)

元気な心の為に大切なことは
愛情をそそぐ(アメとムチを使いわけながら)こと


教科書に書かれてるレベルのあたりまえのことだけど

親としてこれらを毎日きちんと子供に与えるって意外と難しいのだが、我が子に対してはなんとか頑張って実践している。

だがしかし、大人になった自分自身に対してはどうだろうか?(ギクリ)


大人になったら
食事、運動、睡眠の管理は誰もしてくれない。
自分自身でしなければならない(ギクリ②)

大人になったら
(自分を大切にしてくれる人を選ぶのは大前提で)
それより何より誰よりも
自分で自分自身に愛情を注いであげなければならない。
心の健康の為に、だ。

愛情を自分に注ぐとは具体的に

「よくできたね!すごいね!成長してるじゃん!」(子供を褒める3ワード)と言う言葉をかけてあげたり

ニコニコ笑顔になれるような楽しく充実した体験を経験させてあげたり(ちょっと高級なスイーツを食べる。とかでも全然良き)

子供に対してしてあげたい事
してあげるべきだと思っている事を

いざ自分へ対してだとどうだろうか?
出来ている?(ギクリ③)


我が子には、心身共に健康に育って欲しいと切に願っているが

自分自身の心と身体の健康を育てられているだろうか?(大人だから自分で自分を育てるしかない)

いやもう、完全に無視してしまいがちだよ。

ちゃんと栄養のあるものを食べているか
ちゃんと睡眠時間は取れているか
ちゃんと身体のメンテナンスをしているか
ストレスを溜めたままにしていないか


私は全くできていなくて、身体の至る所に不調が出てきて最終的に病院送りになりました。(今は回復✌️)


でもこれは私だけじゃなくて
忙しく日々を暮らす大人たちの多くはその傾向があるだろう。とくに小さな子どもを育てるお母さんたち。


だけど、きっと親になった私たちだって
かつては自分の親に願われていたはず。

「心と身体を健康に、生きて行って欲しい。」


だから、大人になっても、親になっても、
どんなに忙しい日々であっても

健康的な食事を摂ること
忙しくても身体の為に運動すること(大人は整体などのメンテナンスもね)
睡眠時間を確保すること

これらの為に、私たち大人ももっと貪欲になって良い。我慢したり、それに時間やお金を費やすことに贅沢だ。なんて思わなくて良い。

使えるサービスがあれば使って良いし
お店で売ってたら買って良い
保育園に預けて、お母さんが昼寝する日があったって良いんじゃないかと私は思う。


ストレスを溜めない為に
自分で自分を労わること
好きな事に没頭する時間を確保すること

これも絶対忘れちゃいけない。自分を労わることが、自分自身へ愛情を注ぐことにつながっている。


大人になった私が
「まず自分で自分のココロと身体を健やかにしてあげなきゃ。」
それに気づいたのがなんと38歳で(遅い)非常に後悔している。

気づくまでは、自分のことはぜーんぶ後回しにしていて、毎日がヘトヘトで、とても辛かった。(それでも家事や育児や仕事が完璧に回る日なんてなくて、その度に自分はダメな人間だ。自分のことなんてやっていい身分ではない。と毎日自分を呪っていた)


子供へ切に願う事を
これからは自分へも願ってあげたい

もう大人だから自分で自分に。

そうすれば
多分人生は良い感じに進んでゆくのかもしれない。





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