ケースワーカーという公務員の仕事について2

健康で文化的な最低限度の生活という言葉を聞いたことはあるだろうか。
日本国憲法第二十五条にはすべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。とあり、これに基づいて生活保護法という法律が定められている。

私が観光部から保健福祉事務所に配属された際に、担当業務は生活保護ケースワーカーと伝えられたが？が百個くらい浮かんだだけで全く知らなかった。

引き継ぎ書や手引き書を読んでも全く頭にはいらずに、助けを求めたのがこちらの漫画だった。

現在も連載中の漫画であり、多くの調査やヒアリングに基づくリアルな内容となっている。

事実は小説よりも奇なり、という言葉があるが、生活保護ケースワーカーの仕事はまさに普通の生活をしていたら体験することのない世界。それが見事に描かれている。

漫画だから、さすがに自分の仕事はここまで大変じゃないだろう。と、同時は思ってたけど、同じくらい大変だった。

でも前にも書いたようにケースワーカーの仕事はやりがいがある仕事だ。今後も魅力を伝えるというよりも、世の中には生活困窮者や精神疾患で悩んでいる多くの方がいること。

あなたの近くにもいること。病気やリストラであなたも私もそうなる可能性は十分にあること。を広く知ってもらいたい。

そんな場合はケースワーカー経験者であるわたしや、福祉事務所に是非相談して欲しい。