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Photo by
take_kuroki
シャングリラ
こんな街の 枯れた公園を
ひとり 歩き
君がいない空をみあげる
まん丸の月が昇る夜なのに
何かが欠けている
君がいる街には
雪がふったときいた
君はいま眠っているの?
そっと話して 耳元で
遠くからでもいいから
世界を二つに割って
近づけて欲しい
いつもの部屋で
君のプレイリストをかける
見知らぬ歌が
お気に入りの№になっていく
素通りしていた言葉が
背骨に刺さった
悲しみは頬に流れ
唇にはぬくもりが
春が待ち遠しい
夢を夢のままに 押し込めないで
明日を想像してみて
カーテンのすき間から差し込む
朝日に照らされ
君の声を待っている
きっとふたり笑ってしまうから
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ドイツでは、日照時間が、日に日に伸びていってます。
そろそろ、帰国日が迫っていることを、暦の上だけでなく、肌でも感じる今日この頃です。
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