言葉の絨毯
am 1:23
ママへ、落ち葉みたいな愛をもらったよ。
パパへ。夜は自由で海の中を泳いでるみたいだよ。
星は名前のついた貝殻だから
一つ一つ拾い集めるの。
季節の記憶の贈り物を、冬がまたやってくる度に
きっと教えてくれるよ。
心の中にやさしく積もっていく落ち葉は
いろんな色をしていて、綺麗で、太陽のいい匂いがするし、踏まれてもなくならない。
だから、朝が少しずつ悲しくなくなって
夜はだんだんとあたたかくなった。
ケンカをしても木漏れ日の下で眠って、許すことを教えてもらった。
雨の日の車の中でたくさんお喋りをした。
神様が一つまちがえたけれど
君が見せてくれる世界が1番すきだよ。
ジャンプして、スキップして、飛び跳ねて
隣に居られることがこんなにもうれしいよと
私はずっと伝えたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?