オムツのコストダウンについて

介護施設でのオムツのコストは年間数百万円になることがあります。コストダウンが出来れば施設にとって大きなプラスになります。

今回は施設で働いている方必見!オムツのコストダウンについての取り組み方について紹介したいと思います。
オムツを使用しているが尿漏れに困っているという方も是非ご覧下さい。


オムツ交換やトイレ誘導などの排泄介助は食事介助と同様に必ずやらなければならない介護になります。
オムツが上手く当てられずに尿漏れがあり、衣類やシーツが汚染されてしまうと更衣やシーツ交換をしなくてはならず、作業が更に増えてしまいます。
尿漏れを無くすために大きなオムツや吸収量の多いパッドを使用すると更にコストがかかってしまいます。
介護職員は自分達でオムツやパッドを購入するわけではないためコスト意識が低く、漏れたりしない様にするには大きい物で対応するしかないと思っているのがほとんどだと思います。

オムツを使わずにトイレで排泄をする。
パッドに失禁しないようにこまめにトイレ誘導する。

これが出来れば苦労はしないのですが、人員不足や介護負担軽減を考えたらなかなかに難しいですよね。

そこで、今回のコストダウンのお話は、オムツやパッドを使いながらもコストダウンをしていくためにどうしたらいいのかを述べたいと思います。


1、施設で使っているオムツやパッドの値段を知りましょう。

Mサイズのオムツの価格について
A社では20円、B社では18円、C社では15円だったとすると、価格の安いC社に変更するだけでコストダウンにつながります。

現在使用されているオムツやパッドの1枚の値段を納品価格÷オムツやパッドの枚数で計算して出しましょう。

例)納品価格 1箱3000円、1箱に5袋入り、1袋にパッド60枚とすると
3000円÷5袋÷60枚=10円
パッド1枚10円と計算できます。

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