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(10)姐さんのひらりん、ちと帰国〜ぴとっと水戸へひとっ飛び
さてさて今回は、西へ東へ忙しい。
行きあたりばっ旅な姐さん本領発揮。
関東6県広うございます。
前回の小田原かまぼこでほくほくしていたのも束の間、今回は全く逆の茨城県へGO!
姐さん的には、茨城県それ程知らない土地でもありませんで、ママりんの叔父叔母は勝田の出身。そのご縁から姐さんの叔父の嫁様は水戸出身。
お子ちゃまの頃から水戸辺りには何度か足を運んでおりました。
ですからね、茨城弁には長年親しんでる訳でございます。
と言われましても、最近なかなか地方の方言に触れる機会も少なくなりました。
まずはですね、こちらの資料を元に耳から茨城県へひとっ飛び!
姐さんのフォロワーさん達の好きな『ガンダム』、茨城弁でどーぞ♥
かなりー、語尾が上がってー、歌いながら喋ってるみだいに聞こえるんが特徴。
今や世田谷夫人の叔母も、今だにこのイントネーションだけはかぐすこと無理だっペー。
てなごとで今回の姐さん、もぢろん上野がらのすっぱーつ👉
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あれ、「水戸」行きって無いの?
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同じホームにいたオジサマに「水戸へ行くにはコレ乗っちゃっていーんでしょうか?」と聞くも、不審そうな顔で「いや、ワタシ知りまセン。」とのお返事。
聞いてすいません🙊
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直撃。(職員帽ナシ)
「水戸へ行きたいんですけど、この土浦行き快速と他の特急どっちに乗ったらいいんです?」
サッ!とタブレットを出しながら、
「まずは土浦まで。そこで別の電車に乗り換えですね。特急乗らなくてもイイんじゃないですか? 特急券買わなくていいし。」
「時間的にはど〜なんですか?特急速くないの?」
「ん〜、そんなに変わらないでしょう。」
あ、そ。じゃあなんで特急やねん。
まあ、えぇ、兄さん信用しまひょ。
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田園風景ばっかしやし。
藤沢行くんとワケが違うわ。
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シウマイ食べたかったしな。
姐さん、田舎行きはボックス席やろ思うて電車の中で
食べたかったのに...
普通通勤電車でタイミング逃したっ!
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拝めます。
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ボタン式に変わっていた!
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停車数分前からこのポーズで微動だにせず。
そんなに押したいんかっ。
更に見てくださいよ、頭上の路線図。
こんなデカいの見たことない。
ぴとっと水戸へひとっ飛び、のはずが…
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日本で二番目に大きい湖、霞ヶ浦からの流入河川、
桜川。
一番大きい湖は? そう、琵琶湖ですん。
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ココからが首都圏と田舎の別れ道。
ご苦労さんでござんす。
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またしても職員のオジサマに聞く。
「コレ一体何時になったら水戸へ着くんでしょう?」
またしてもすかさず出てくるタブレット。
「約50分のご乗車です。」
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ながー...
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シウマイ弁当食べたるで〜。
…と思ってたら目の前に誰かが😫
またしてもタイミング逃したっ!
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ややっ、コレは同じ給水塔😆
あんまり長くて退屈なんで、車内で、『ラララ替え歌』考える。
♪上野発の今朝の電車乗った時から
常磐線は闇の中...
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水戸は梅が見頃の「偕楽園」もございます。
しかし梅は去年楽しんだんで、カッツ・愛!
だって既に気持ちはへろへろ。
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やや、コレは鹿島臨海鉄道。
ん〜、きゃわゆい2両編成♥
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行けちゃいます。
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急げっ!
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目にも入らず。
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駅の南側にある大きな橋なんですね。
非常にわかりやすい。と同時にこの橋は駅ができた
後にできたこともわかる。
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きゃわゆいん。
だけどこの川「さくら川」。🤔
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リバーサイドホテル、見つけました。
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ちなみにここは千波湖。
ちなみにこれは「せんばこ」と読みますん。
これを真っ直ぐ行けば偕楽園。
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茨城県近代美術館。
憧れの速水御舟の大回顧展。
こちらのchiakiさんの記事も大いに参考になります。
この2枚はどちらも重要文化財。
今回はこちらに来ておらず、いつも山種美術館でお楽しみいただけます。
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「閉館時間は何時ですか?」「5時です。」
くーーーっ、残すところ二時間あまり。
作品数約100点+素描の数々。
その上更に常設展もあるなんて、姐さんピンチ🤯
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まずは『瓶梅図』(1932) がお出迎え。
梅の季節に梅の里で迎えてくれる御舟の梅。
素晴らしい枝っぷりに素晴らしい花瓶。
可憐な紅白梅を〆る朱の毛氈。
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陶器の素晴らしさと布地の表現が周越。
やはりおめでたい赤を多く使ったのか。
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『椿花妍彩』(1926)。
ツバキのこの生け方。
重要文化財の『名樹散椿』とはまた違った趣き。
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午後の陽だまりを感じるようなほんわか雰囲気の色調と
花の様子に、びっくり目のワンちゃんが微笑ましい。
それをモダンな着物の柄の黒で〆る。
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その名も「いばらき地酒バー水戸」。
駅構内でこんなウレシイお店が
姐さんを待っていたなんて♥
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お好みの地酒を楽しめる地酒サーバー有り。
セルフで選べちゃうんです。
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豊かな五源流のもと、数多い酒蔵の個性豊かな銘柄が。
なんとその数35蔵、約100銘柄!
どすこいっ🖐️
プラムストリートにございますん。
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姐さんもよくお子ちゃまの頃叔母からの
お土産に頂きました。
上品な白あんを太腿のような求肥で包み、塩漬けした
桜の葉をしっとり巻いた爽やかな味わい。
その頃の姐さんは、この桜の葉をべろんと剥がし、
ピンク色の求肥だけをうすーく取って食べるのがスキでした。ご存知のようにアンコは既に苦手でしたから。
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こちら、「のし梅」。ゼリーになったほのかに香る梅の香りが心地良く、竹皮を剥がし、ぺろぺろと舐めて
味わってからお口へとろん。
としたもんだ!
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なだれ込むかの様にみどりの窓口のお姉さんにすがる
姐さん。
「う、上野までいっちゃん早いのってどれ?」
「特急ひたちですね。5分後に出発ですけれど
如何致しますか?」
「えー! 所要時間は?」「一時間8分です。」
細かいね。
「それ、いただきますっ。」
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行きの半分しかかからんぜ。
だったらなんでコレで来なかったん!
上野のホームの職員の兄ちゃん、シバいたろかー。
夕陽が燃えてまんがな。
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純米吟醸、この小梅のような極上一品♥
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おぉ、人が多い。都会に戻ってきたぜ。
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大変だったゾウ🐘。
長い旅だった。お疲れちゃん😘
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(右から)現在103歳で健在のママりんの叔父、
ママりんと姐さん、
ママりんのいとこ、パパりん
現在はオサレなカフェとして営業中。
ぜひ一度お訪ねくださいませ。
いやん♥
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