『』

『宝石の先』2024.04.07


擽ったいくらいの肯定を
花束にできたら僕等は
いつかはすべて言葉になるけれど
思うより言葉はちっぽけなものだ

悲しくなれるから夢を見ることができた
何も知らなくていいから怖がらずにほら

空が遠くて 音楽を書いた
貴方はずっと花だった
どこか遠い場所まで逃げて 逃げて
出逢えたら今度こそ恋に成ろう


100年先まで100世紀先まで
約束ができたら僕等は
流星群の記憶 藍色が靡いている
心はどこまでだって嘘をついて

忘れてしまえるから傷つくことができた
誰も見ていないから少しだけ愛をしよう?

光が遠くて わからなくなった
貴方の姿を探すよ
いつか遠い場所までずっとこのまま
迷うなら来世にはキスをしよう


春の花の香り緑と紫の宝石
人生が始まる風は鳴る
絶望の先に貴方がいたのなら
どれだけ幸福なことでしょう


忘れたくなくて 音楽を書いた
貴方はずっと春だった
どこか遠い場所まで逃げて 逃げて
出逢えたら今度こそ恋に成ろう

感情の先で 貴方を愛した
この日々がずっと夢だった
いつか辿り着くなら何を言おうか
迷うなら来世には

心をまたあげるよ何度だって






4月以来うまく詩が書けていない。詩どころかnoteも書けていない。数日前から鬱状態なので何か書けるかな、と思ったけれど、うまくいかない。だからこの詩を見ている。美しい春だ

"感情の先で 貴方を愛した
  この日々がずっと夢だった"

ラスサビのこの部分がすごく好き。もうずっと心が追いつく間もなく、私は貴方を愛していたし、そんな日々はずっと夢のようだった。夢だった。

貴方を想い詩が書けるときにしかない幸福が、そっと宿っている。



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