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「いつか」は夢を見続けるための呪文

最初に断っておくが、読書感想文ではありませぬ笑

フォロワーさんおすすめでずっと読みたいなぁって本が、ようやく図書館から私のところへ順番が回ってきた。

表題はこの本に書かれてある物語の一節で、ずーっと心に残ってる。

いつかって言ってる間は、夢は終わらないよ。美しい夢のまま、ずっと続く。かなわなくても、それもひとつの生き方だと私は思う。無計画な夢を抱くのも、悪いことじゃない。日々を楽しくしてくれるからね。

青山美智子「お探し物は図書室まで」

まさに目から鱗だった。

鱗が剥がれ落ちていくと同時に涙もこぼれ落ちてくる。
それほどまでに温かい言葉だ。

***

「いつか」って言葉を私はよく口にしてた。
でもそれは半ば諦めとして使ってたような気がする。

「いつか、きっとね・・」

実現したらいいけど、きっと叶わないだろうね。

夢を実現させるために人は努力する。

確かにそのとおりだ。
でも実現できないことだってある。
うまく行かないことだってある。

プレッシャーに押しつぶされ、そうして私は壊れた。
だから「いつか」って言葉が、諦めで使うのではなく夢を見続けるための言葉と諭された瞬間、私の中でこの言葉の大切さに気付かされたのだ。

いつか 癌が治って、また好きな物食べて好きなお酒飲んで、好きな相棒とドライブし好きな人と心を想いを共有する。

ステージ4となった今、それは叶わぬ夢なんだろう。
でもいいじゃないか。
日々を前向きに過ごせるのならね。

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