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好きと、愛してると、ときどき承認欲求
「愛してる」って言葉、私は嫌いなのだ。
以前は好きでこの言葉よく使ってた。
貴方への思いは好きよりももっともっと上位にあるんだよ。
そういうニュアンスを伝えたいから。
じゃあ「愛してる」ってどういう精神状態なんだろ?
深く考えたことはなかった。
ただ好きよりも more than だと自分の中で位置づけだっただけ。
ある日、相手から「愛してる」って言われて気がついた。
重い・・
笑
「愛してる」って束縛を要求してるようなニュアンスに感じたの。
貴方だけだよっていう誓いの言葉だろうか。
「いや、結構です・・」
咄嗟に口から出たその場の雰囲気はきっとコントだったことだろう。
「愛してる」は「好き」の変格活用だと気軽に使ってた私はホント浅はか過ぎた。
てか、本気で愛するってどういうことかわかってないからだろうと思う。
子供の時に親からの愛を受け取っていたなら、そういうのも自然と理解していたのかもしれない。
愛するって、自分の人生を相手に捧げていいという覚悟の言葉なのだろう。
過去幾度と書いてきたが、私は好きでもない相手(正確に言うと嫌いではない相手)とセックスする。
セックスと恋愛を一緒くたにはしない。
そのくせ行為の最中に「愛してる?」「愛してるよ」なんて恋愛ごっこをやってたりする。
その言葉の裏には、私は他者から求められてるという感覚が欲しいからに他ならない。
紛れもない承認欲求だ。
本当はちゃんとした愛が欲しいのに、深い人間関係を築くことを恐れてしまう。
だから一過性の愛を求め、それで満足する。
私の「愛してる」などその程度のもの。
所詮、承認欲求の裏返しなのだ。
しばらく雨が続く。
湿気と寒さが寂しさを助長するので、ついお酒に手を出しそのまま深酒になってしまう。
こんなつまんない自分語りの落書きに今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
どうか良い夢を。
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