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共感しようがしまいが、まずは受けとめる〜子どもから信頼を得るために

もしもあなたが、高校生の子どもから
「雷が怖いから、一緒に寝たい」
と言われたとしたら、どんな反応をしますか?

①自分も雷が怖いので、
「怖いよね!! 私も一緒に寝たかった」
と喜ぶ

②家の中に雷が落ちるわけがないと考えて、
「いい歳して何を言ってるの?」
と怪訝な表情になる

③自分はなんとも思わないけれど、
「ものすごい音だものね。うん、一緒に寝よう」
とにっこり笑う

雷が怖い〜子どもの恐怖を取り除ける?」の続編です。

いくつになっても子どもって、意外な反応を示すことがありますよね。

自分と違う反応を、
「へー、面白い。そんなふうに思うんだ」
と楽しめると、人生が豊かになる。

そう実感できるようになった私ですが……かつては違いました。

保育園に送り迎えをしていたころなど、時間に追われるばかりで心の余裕がなく、
「もー!こんなときに、何を言ってるの!?」
イライラすることがよくあったのです。

共感しなくてもいい


今なら、わかります。

「私もそう思うよ」
なんて、子どもの気持ちに共感しなくてもよかったんですよね。

「そっか、あなたはそんなふうに感じたんだ」
子どもの気持ちをそのまま受けとめるだけでいい。

「雷が家の中に落ちるわけがないでしょう」
なんて、共感できない理由を明確に示されたりしたら、大人だって悲しいですもの。

怖いものは怖い


子どもにとっては、本気で雷が怖いんだもの。

「そっか、そんなに怖いんだね」
とまずは受けとめる。

あまりに怖すぎて困っているようなら、親子で一緒に解決策を考えてみる

そうした親の姿勢が、子どもの信頼につながるように思います。

「怖がる必要なんてないわよ」
と子どもの気持ちを否定したりしたら、
〔ママは何にもわかってない。言ってもムダだ〕
と心が離れていってしまいかねませんものね。

自分と人が違うのは当たり前


子どもの予想外の言動を余裕を持って受けとめるためには、親子であっても、いや、親子だからこそ、
「自分と子どもは別人!考えていることも反応も、自分と違って当たり前」
と日ごろから腑に落としている必要がある。

それを再確認した雷相談でした。

**この話の公開を快諾してくれた友人&たくさんの気づきを与えてくれた娘さんに感謝です **


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