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雷が怖い〜子どもの恐怖を取り除ける?

「雷が怖いから、隣りで寝てもいい?」

高校生の娘さんにそう言われて一緒に寝ることがある、という話を聞きました。

「高校生にもなってどうかなとも思うんだけど……気がすむまでいいよ、と応えている」
と続いたので、
「気がすむまで一緒に、って大切らしいよ」
と思わず即答しちゃいました。

かつて、住宅メーカー主催イベントで聴いたQAを思い出したからです。

何歳だから〇〇と決めつけない


「せっかく2階に子ども部屋をつくってベッドを置いたのに、寝てくれない。高校生にもなってまだ親と一緒に寝るなんて、おかしくないですか?」
という相談がよくあるそうです。

対する答えは、
「お子さんの気がすむまで、ぜひ一緒に寝てあげてください。
 十分に満たされたら、ある夜突然、自分の部屋で眠るようになります」

「なるほど!」
ひざを打った当時の私は、
「もう◯歳なんだから〇〇しないとダメよ、なんて言うまい」
と思ったものです。

今でも、その考えは変わりません。

無条件の愛を感じきる


というのも、たくさんのお母さん方とお話してきた経験上、痛感しているんです。

子どもの(強く出る)特性も、何をどうとらえてどう感じるのかという認知の仕方・感受性も、親子の関係性も、人それぞれ

だからこそ、

〈親と一緒にいると心底安心できることを実感する〉
〈親の無条件の愛を感じきる〉


そこまで経験するのが大切なんだろうな、と思っています。

「もしかすると、一緒に眠ることで満たされたら、〈雷が怖い〉という不安と恐怖が軽減するかもしれないね」

そんな話を彼女にしながら、気づきました。

「あ!うちの娘(大学生)も、雷を怖がってた!もっとハグハグしよう」

いやー、人のことは見えるのに、自分のこととなると見えないものです ^^;

雷が落ちる危険性はどのくらい?


「自分に落ちたらどうしよう」
という恐怖を雷に感じているところが、うちの娘と同じでした。

「どれくらい落ちないか?という数字で示すのはどうだろう?」
と提案してみると、すでにリサーチ済みだとか。

(調べてみると 「落雷で人が被害にあう確率は1000万分の1」、サイトによっては「100万分の1」)

「どんなにその可能性が低くても、その「1」が自分に当たったら?」

それが娘さんの不安なところだとか。

なるほど。

「雷が落ちやすい/落ちにくい場所ってわからないのかな?
 通学路に雷が落ちる可能性がないことが証明できるといいんだけど」
という私の言葉に、
「調べてみる!」
と彼女の顔が輝きました。

で、私も調べてみたんです。

すると……

屋外にはどこにも安全な場所はない

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%BD%E9%9B%B7

そ、そんなぁ……泣。

まあ、考えてみれば
「100%確実に安全」
なんて、どんなことに対しても言えないですものね。

子どもの気持ちを否定しない


今回の件で、再確認できました。

子どもの気持ちをないがしろにしないこと!

「何歳になったらこうあるべき」
「不安を感じるなんておかしい」
と決めつけず、子どもの気持ちに寄り添える人でありたいです。

**大切なことに気づかせてくれた娘さんに感謝 **


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