娘に言ったことが自分に返ってくる  威圧的な人の言い分が正しいとは限らない

学童クラブの職員さんにビビっている小1の娘に言ったことが、自分に返ってきた。

「怖い言い方をする人の言っていることが正しいとは限らないんだからね。
ちゃんと自分で考えてから、どうするか決めなさい!」

会社のA氏の言動にビビりながら働いている私が、よくぞ偉そうに言ったものだ(笑)
世の中には、威圧的な人が存在する。

私は、子育てをする過程で、「怒る」と「叱る」の違いについてすごく気を付けていた。
「怒る」は、子供に感情をぶつけること。「叱る」は、まだ話の伝わらない小さな子供に危険なことを伝えるために、あえて強く言うこと。と認識している。

話の通じる大人に対してはそんなに威圧的に言わなくても、充分わかるのに、A氏はどうして威圧的に話すのだろう。
威圧的な風格を身に着けて、あえて意識をして、そうしているのか?
威圧的な性格が内面からにじみ出てしまうのか?

A氏の場合は、たぶん後者なんだと思う。
その態度によって、苦労してきたかもしれない。
逆に苦労したことによって、身に着けた態度なのかもしれない。

アラフォーになってみて、数十年生きていると言動や表情に、性格や考え方やそれまでの生き方がにじみ出てくることに気が付いた。
A氏とは反対に、私はよく言えば話しやすい人、猫やお年寄りに好かれるタイプだが…
実のところは舐められやすい、不満や感情をぶつけやすい、怒らない人、適当に扱っても大丈夫な人と思われやすい。

威圧感を纏うにはどうしたらいいのだろうと、
威圧感の出し方とググってみたことがあるが、答えは出てこなかった(笑)

本人が意識をして変えない限りは、意識を変える何かが起こるまでは、ずっとそのまま生きていくことになるのかもしれない。
A氏はA氏として。私は私として…
人生100年としたら、あと60年もそのまま生きていかなければならないのだ。
纏うそれを変えることは難しい。

長所を活かせる道を探しながら、娘にも言った
「怖い言い方をする人の言っていることが正しいとは限らないんだからね。
ちゃんと自分で考えてから、どうするか決めなさい!」
と自分自身に問いかけながら暮らしていきたい。

人生の後半戦はまだまだ長い!
アラフォーで気づけてよかったと捉えて、のらりくらりとしなやかに生きていきたい。

そして娘は私側になるかA氏側になるか分からないが、人生の先輩として伝えられることがあるかもしれない。

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