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【8】12年ぶりに本物の生理が来た話

ひどい生理痛と生理不順のため、低用量ピルを12年と4ヶ月飲み続けてきました。そのため、20代の間ずっと自然な生理を経験していません。

妊娠を希望しているわけではないけれど、「自分の身体を自然な状態に戻したい」「本当の自分の身体が今どうなっているのか確かめたい」という思いから、勇気を出して2020年8月にピルの服用を中止しました。

低用量ピルの長期服用後に、自然な生理が復活するまで、3ヶ月から半年ほどかかる人も多いらしく、しばらく生理のない生活になるのかなーと思っていました。

ところが、服用中止から約4週間後、頭痛・腹痛・下半身の痛みがやってきたのです!
これは、、、もしかして、、、そう思いながらも仕事はテレワークをして数日過ごし、、、そしてその日はやってきました。

朝、トイレで、うっすらとトイレットペーパーに血のようなものを確認するも、その日は出社予定だったので、普通に出勤。

身体は重いけれど、早起きもできて、とても気分は良かったことを記憶している。

午前中1回とお昼休みに会社でトイレに行ったけれど、まだ生理はきていなかった。

普通にお昼ごはんを食べる。

14時ごろ、きたかもしれないと思い、トイレに立つと、本当に生理が来ていた。

え?生理痛、こんなもんだっけ?
え?すごい!普通に1か月できた!
しかも、明日、新月なんですけど!
なにこれ、嬉しい!!!!

初めて生理を嬉しいと思い、初めて生理に感動した瞬間だった。

1時間後、事態は一変する。

だんだんと痛みが激しくなり、仕事どころではなくなってきた。

吐き気を感じ、トイレへ。

実際に嘔吐はしなかったが、急に10代の頃の生理の辛い経験がフラッシュバッグし、さらに体調が悪化。頭痛、腹痛、下半身痛、そして背中、腰、全身を襲う強い痛みに耐えていると、滝のような汗が流れ、服はびしょびしょになった。恐怖からなのか、痛みからなのかわからないけれど、全身が震えはじめ、立ち上がることも、できなくなった。息もしづらくなってきた。こんなトイレの個室で倒れたらまずい。

とにかく出ようと思うけれど、焦れば焦るほど動けない。大丈夫。大丈夫。深呼吸しよう。息を吐くんだ。大丈夫、できる。自分にそう言い聞かせた。

しばらくそうしてると、痛みはおさまってはいないが、なんとか気合いで個室から外へ出ることができた。

鏡を見たら、汗が尋常じゃなくて、顔色は見たことないくらいに青白かった。

「早退させてください。」

社会人になって、そんなことを言ったのは、もしかしたら初めてかもしれない。朝起きて、メールで「体調不良のため休みます」と連絡するよりも数倍ハードルが高いことだ。

でもそんなことを考えている余裕もないくらいにしんどかった。

16時くらいの時間だったけれど、電車内で体調不良になって、誰かに迷惑をかけたり、電車を止めるのも嫌だし、何より駅までたどり着くことも困難な状態だったので、会社の前でタクシーを拾うことにした。タクシーはすぐにつかまり、運転手さんに自宅の住所を伝えると、もうこれで大丈夫だと安心した。目を閉じ、呼吸に意識を集中した。

タクシー代が5500円もかかったけど、とにかく無事に自宅にたどり着けて本当に良かった。

家についたら、ベッドに倒れ込み、泣いたり、唸ったりしてしばらく過ごした。

次の日からは、テレワークでなんとかやり過ごし、1日目・2日目はなかなか大変だったけど、3日目はだいぶ元気になり、こうしてnoteを更新しています!

昔は3日目もかなり死んでたけど、、、
これからどんどん自然に身体が良い方向に向かっていくといいな。

12年ぶりの本物の生理はやっぱり辛かったけれど、新月に生理がきて、やっと身体が宇宙と繋がったような気がするのです🌙✨

新月の2、3日前後に生理がくるときは、身体がデトックスしたがっているんだそう。12年分のいろんなあれこれを出し切るには、新月の力を借りて浄化しちゃえってことですかね。

以上、完全に自分の体調管理日記になりましたが、最後まで読んでくださった方がいましたら、心よりお礼申し上げます。感謝です🙇‍♀️✨

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