見出し画像

【21年12月27日(月)】金融市場

(1)日経平均: 28,676.46 -106.13(-0.37%)
続落。日本でも経口薬「モルヌピラビル」が承認され3円高からスタート。しかし、利益確定の売りから一時28658.82円まで下落。その後は軟調もみ合い。日本でもオミクロン株増加傾向にあることで経済に与える影響を警戒する売りか。
個別では、ソフトバンクGが3%近い下落。3月に経営破綻した英金融会社グリーンシルを巡り、クレディ・スイスが同社への訴訟を準備していると伝わった。ニトリは決算がネガティブ視されて6%超の下落。東エレクは2%の上昇。
アトラGは伊藤忠との業務委託契約で東証1部上昇率トップ。
【明日の見通し】
12月末権利付き最終売買日に当たり、一部で配当取りの動きも出る、需給面での支えとなるか。

(2)TOPIX: 1,977.90 -8.88(-0.45%)
上記を背景に続落。種別ではゴム製品やその他金融、不動産などが上昇した一方、情報・通信や非鉄金属、電気・ガスなどが下落

(3)マザーズ:985.34 -18.02 -1.80%
上記を背景に反落。値上がり53銘柄、値下がり353銘柄、変わらず11銘柄
個別では、FRONTEOがマザーズ売買代金トップ。GEIやCS-C、ハイブリッドテクノロジーズなど直近IPO銘柄の一角に資金が向かった。

(4)ダウ(12/24):
休場

(5)ナスダック(12/24):
休場

(6)S&P(12/24):
休場

【明日の見通し】
前週発表された国内総生産確定値や消費者信頼感指数は予想外に堅調な内容から買いが先行か。ただ、コロナまん延で航空会社は欠航を決めており、景気敏感株を中心に売りか。

(7)米10年国債(12/24): 
休場

(8)DAX(12/24)
休場

(9)日経225先物
3月物は下落。清算値は前週末比60円(0.20%)安の2万8650円。日本でもオミクロン株増加傾向にあることから売りが優勢。
(10)ドル円
円相場は続落。17時時点は1ドル=114円46~47銭と、前週末の同時点に比べ12銭の円安・ドル高。国内では28日を仕事納めとする事業会社が多く、輸入企業による円売り・ドル買いが増えるとの観測から。
(11)国内先物原油
反落。石油輸出国機構加盟国と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の会合を来年1月4日に控え、持ち高調整の売りか

(12)個別銘柄
①アスタリスク
同社が開発し、現在はNIPが保有するRFIDを活用したセルフレジに関する一連の特許について、同特許を巡り係争中だったファーストリテイリングとNIPとの間で和解が成立したと発表

②イメージ情報開発
在日外国人向け金融サービスプラットフォームを提供する3PLATZと業務提携契約を締結したと発表

③三井金属エンジニアリング
三井金属が前週末24日の取引終了後、子会社である同社の完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表

④アトラグループ
伊藤忠商事とオンライントレーニング用デバイス「Fitness Mirror」の業務委託契約を締結したことを発表

⑤タムラ製作所
新エネルギー・産業技術総合開発機構は、「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」で酸化ガリウムショットキーバリアダイオードの製品化開発に取り組むノベルクリスタルテクノロジーが、アンペア級・1200V耐圧の「酸化ガリウムショットキーバリアダイオード」を開発したと発表。
ノベルクリスタルテクノロジーは、タムラのカーブアウトベンチャー及び情報通信研究機構の技術移転ベンチャーとして設立された経緯がある。

#投資
#金融市場
#日経平均
#TOPIX
#NYダウ
#ナスダック
#SP500
#債券
#日経225先物
#為替
#原油
#銘柄

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?