本よみ日記1
8.8日
出かける前に図書館で予約した本を受け取ると、思っていたより判が小さく、それだけで嬉しくなってしまった。文庫サイズなのだが、とてつもなく厚い。初めての人なので合うかどうかわからないが、早く読んでみたくなり、夫と息子が来るまで駅のベンチで頁をひらく。
『読書の日記』阿久津隆。するすると3日分くらい読んでいたら2人が来たので、(早いな)と思いつつ本を閉じる。
夕方から江ノ島の水族館へ行き、その後、八幡さまのぼんぼり祭を見に行った。息子は水族館でひたすら魚の絵を描き、ぼんぼり祭では胸元のスヌーピーを赤く染めつつ夢中でかき氷を食べていた。安野モヨコさんと庵野監督のぼんぼりを写真に収める。
8.9月
隙があれば読んでいる。するすると読めてしまい、止め時がわからない。いちおう日付けの変わりで止めようと試みるが、もう1日、もう1日となってしまう。
日記と言えば武田百合子の『富士日記』が大好きだったが、今手元にはない。人の日記の面白さって何だろうなんだろうと思いながら読み、自分でも書いてみることにした。
夫に息子を任せ、食料の買い出し。の前に今しかないとPOMPON CAKESに飛びこみ、ルバーブパイとコーヒーの朝食を。ルバーブの赤と昨日のいちごシロップの赤がゆるやかに繋がってゆく。
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