2ndシーズン17日目

2022年12月20日 09:36

昨晩の走りは、、、思い出したくない。
全然風やまない、、
下り坂って無風なら自重で進むのに、自転車がとまる。
一番軽いギアに変えればペダリングは出来る。
出来るけど、10m進むのに何回漕ぐねん🤬
だったら下りて自転車押した方がマシ。
いっそ、風止むまで待機しとこかなって、そう思う事今まで何度もあったけど、判断難しい。
歩きで時速5kmくらい。2時間歩けば10kmパースに近づいてるんよなぁ。
それに、今いる場所がずっと逆風の場所かも知れない。何キロか進めば道の角度もかわるし、と信じてやってくしかない。
40kmほど進んだらレストエリアがあった。しょぼい距離しか進んで無いけど、めちゃくちゃ眠くて

パスポートやら、支給してもらった道具を一つのカバンにまとめて抱っこして寝た。
もっかい取られたらトミーに言えない💦
3時間は寝たんかな。
一回だけクルマが中に入ってきたから
「夜は寝ろやっクソがっ」って思いながら、
こっちは寝てるフリしながらも薄目で動向を気にしてた。
ただトイレに寄ってゴミ捨てるだけやったみたい。

さぁ、、、そろそろ行こかな。
でまた出発。
だいぶ夜が寒くなってきた。
南下出来てる証拠！
昼の暑さから考えたら、夜も寒いとまではいかんやろと思うんやけど結構冷える。
今回2回目なので長袖対策バッチリ👍
20年前の俺は、まさか夜寒くなるとか、ナイナイナイナイと思ってたから、長い間半袖半ズボンで走ってた。それもかわいそうに😢
向かい風強かったらもう最悪やからね。寒さと進まなさとで全部おりたくなる。
辛すぎる夜って信じられんくらい長いよ、、、
もう時計壊れてるんかと思うよ。。。
それで「辞めまーす」って宣言して街にワープできりゃ良いけど。その場所のままやもんな(^_^;)
そんなん分かってても良く叫んだよホント
「やっぱ辞めまーす！」
「辞めとけばよかったと思いまーす！」
「もし辞めさせてもらえるなら、きゅうり食べまーす🥒！」
きゅうりめっちゃ苦手で、、、マヂで食われへんねん。

なんせ100km以上残して日が昇り始めたかな。

もう、安心する。暑いのもややけど、長い夜が終わって日が昇り出して暑くなるまでの時間はゴールデンタイム。空の色も金色になるから、
ゴールデンタイムってそっから来てるんかな⁈
まだまだ距離あるけど、風向き変わってきた。
ちゃんと漕げるようになって大きくホッとした。
漕げれば距離は絶対に減る！
「やっぱ辞めませーん！」
叫んで、一応夜中に言ったこと打ち消しとかんとな！
もう何が起こるか分からへんからね。
いきなり神様降りてきて、
「あーさっきの件ですけれどもね、自転車降りてあなたが飛びたいのはブルームですか⁈パースですか⁈」
風向き変わってから言ってきそう。
左手に銀でできたブルームの地図
右手に金でできたパースの地図を持って。
これなかなか難しいよ。
「神様スミマセン、ちょっとその前にいくつか質問よろしいでしょうか？」
「かまいませんよ」
「大変恐縮ですが、ハイかイイエだけでお答え頂くのでもよろしいでしょうか⁈
「かまい、、、ハイ」
「では早速ですがあなたは神様ですか？」
「ハイ」
「頼みごとをする代償はありますか？」
「・・・・・・・・イイエ」
「えぇーもう絶対ありますやん💦」
「ちょっと待って下さーい。ハイとイイエでは答えられなーいやつどうしたらええですか⁈」
「つまりグレイなやつ⁈」
「そうそうそうグレイなやつ」