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Fusion360アドインの作り方02:コンポーネント・スケッチ・ボディ
まずは、コンポーネント・スケッチ・ボディというFusion360を使う上で必要になるオブジェクトへのアクセスの仕方をまとめます。なお、本連載はgithubに随時上げていきたいと思いますので、そちらでもまとめて確認してください。今回は、「sketchBodyComponent」というコマンドを追加しています。リンクはこちらになります。https://github.com/gear2nd-droid
もっとみるMulti spur gears for Fusion360 add-in
DescriptionMulti spur gears add-in for Fusion360. This add-in converts multiple pitch circles into multiple spur gears.
Publisher Privacy PolicyThis add-in does not collect any data. It also does not
Fusion360アドインの作り方01:アドインの作り方とテンプレートの構造
はじめに Fusion360のアドインの作り方を調査したので解説していきます。Fusion360では、pythonまたはC++で自作したコマンドを実行することができます。いわゆるマクロの実行のようなものです。
コマンドの種類は2種類あって、スクリプトとアドインがあります。スクリプトは1度だけ実行する機能です。対して、アドインはアプリケーションに常駐し何度でもコマンドを発行することができます。これ
HEXAプリンタ製作記録:05 ファームウェアの改造
今回はファームウェアの改造に関して書きます。ぶっちゃけ、一番苦労したところです。
ファーム調査
まずは、3Dプリンタのファームに関して調べました。Marlinというものがあると知りました(klipperに気がついておりません!)。このうちMarlinがXYZIJKの6軸に対応していることを知りました。(RepRapは今もよくわかっていません!)
第一ラウンド:Marlinとの激闘
6
HEXAプリンタ製作記録:04 プロトタイプの設計について
次は、プロトタイプの設計についてです。プロトタイプも動画にあげるまでにそこそこ改造してました(しないとまともに動かなかった)。改造点とかはまた後日に回しますが、全体的な設計に関して書きます。
設計方針
デルタ型のタワーをそれぞれ二つずつにした配置とする。
(本当はつけたかったけど)まずは余計な機構(テンショナー、レベリング機構等)はつけない。
重心を少しでも下にするため、モーターは全て下
HEXAプリンタ製作記録:03 初期設計はこんなでした
HEXAプリンタの初期設計はこんなでした。
深く考えずに、6軸だから6角形配置だよね?くらいのノリで初めは設計していました。そうしたら、柱の間隔が狭すぎて、印刷物が取り出せないことに気が付き、今の設計(DELTAみたいな配置)に急遽変更しました。
実はこの設計した段階でアルミフレームは全て手配を終えていたため、プロトタイプにそのまま流用しています。長さ足りないので2本を一本に接着して使って
HEXAプリンタ製作記録:02 5+DOFの3Dプリンタ
まずHEXAを作り始める前に、5+DOFの3Dプリンタに関して色々調べてみました。
ノルウェーのオスロ大の大学院生が作ったもの
恐らく一番古い5軸の3Dプリンタです。初めて動画を見た時は心底びっくりしました。機構としては、上にXYZ軸のガントリと、下にAC軸のテーブルという構造だと思います。
スイスのZHAW大の学生が作ったもの
6軸の3Dプリンタですが、3+3軸です。上下にDELT
HEXAプリンタ製作記録:01 何故作ったのか?
ここ最近上の動画のHEXAプリンタを製作していました。HEXAプリンタはDELTAプリンタに似ており、スチュワートプラットホームに似たパラレルリンク機構を採用した6軸の3Dプリンタです。6軸あるため、5+自由度あり、好きな位置・姿勢を作ることができます。そのため、これから流行るであろう非平面スライスに対応できます。
新しい機構でもあり、未知数なのに何故こんな3Dプリンタを作ったの?って思われ