おもかるツンデレ❷午後の部 ツンデレ
お茶を頂いたので血糖値も上がり、
いざ行かん!って感じで
途中で抜け出した本館の常設展に戻ります。
すこしランダムな展示へと変わります。
メインは世界の土器陶器磁器。それと日本の主に愛知県を中心とした土器陶器磁器の展示。
なのでちょっとあちこち飛びま~す。
さて館内ですが
広々していてとても鑑賞しやすくなっています。
こういう雰囲気って落ち着くから良いよね。
ここから世界の陶器にすこしジャンプ
中国の陶器ですが
こんな大甕も釉薬の美しさを感じます。
近づくと綺麗。
これは多分お隣の国の白磁でしょうか
凸凹した表面が逆に愛嬌があってよく、
大胆にかかれた植物に合うなぁ。
途中途中日本の茶碗コーナーがありました。
天目茶碗も時代別で特徴があるようです。
黄瀬戸で美しい茶碗を発見。
昔黄瀬戸に銘品無しと聞いた。(真実か不明)
ひょっとしたら日常使いが多いからという意味なのかなと知る。
近代の瀬戸物の焼物の呂宋(るす)についての
展示もありました。
中国の唐三彩にいきなり飛びますが
これ、笑えたので
玉の装飾品も展示されていました。
お茶目な作品もあります
作品は現物を観るのが一番ですから。ここまでにしましょう。
建物は地下も展示室となっています。
さて、もうじき閉館の時間に近づいてきました。
再度お茶をいただきましょう。
本館から更に先に進むとお茶室となっています。
すっきりして重厚なんだけど不思議と嫌みじゃない。
この先は閉鎖中のショップと喫茶店。
実は図録が欲しかったんだけど諦め。
ぐるりと回ってお茶室に向かう途中。
メインとなるこの塔なんですけど、多分空調なんでしょうか。
さて、再びお茶を頂きます。
すこし冷えてきて日差しが暖になっています。
早速いただきました。
まず、お茶が柔らかく見えるんです。(写真で伝わると良いけど)
この茶碗、見て頂くと分かりますが、高台がありません。
その珍しさに惹かれてチョイス。
まず手に取った瞬間
あちちちちちちちちちt
高台が必要な意味を身体をもって知る。
口縁が薄いから、お茶が甘く感じる・・・
初めの黒瀬戸はお茶が引き締まった味に感じたけど
逆にこっちは手が熱いのにお茶はいい温度で
更に甘い・・・
ツンデレを体感。これはツンデレ茶器ですよ!
古帛紗ですが、宝縁起物です。
さて、裏を見てみると、
ね、驚きでしょ?自分もどうなっているのか気になっていたので。
内側。
お茶が段々と減ってくると溝に泡が沿うので
また別の文様が現れるという。
このお茶碗は加藤清之先生の作品です。
改めて真正面から
名残惜しいですが帰りましょう。
可愛らしい
影が春を告げていました。
正式とは言えないけどと、ほんの少しだけの希望を含めたお話で
お茶室は3月27日(この日)をもって最終となりました。
お茶室はそのまま残るとは思います。
お茶室でお茶を気軽にいただけるのが、
こういった
美術館・博物館のよい所だと思う自分は
是非廃止を撤廃していただけたらと思っています。
午前中の話はこちらから
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