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おもかるツンデレ❷午後の部 ツンデレ

お茶を頂いたので血糖値も上がり、
いざ行かん!って感じで
途中で抜け出した本館の常設展に戻ります。

すこしランダムな展示へと変わります。
メインは世界の土器陶器磁器。それと日本の主に愛知県を中心とした土器陶器磁器の展示。

なのでちょっとあちこち飛びま~す。

美しい

さて館内ですが
広々していてとても鑑賞しやすくなっています。
こういう雰囲気って落ち着くから良いよね。


ここから世界の陶器にすこしジャンプ

中国の陶器ですが

何やらごちゃごちゃ
鳥だらけ!

こんな大甕も釉薬の美しさを感じます。
近づくと綺麗。

大きさだけに目が行きがち
なんとも言えない自然の配色

これは多分お隣の国の白磁でしょうか
凸凹した表面が逆に愛嬌があってよく、
大胆にかかれた植物に合うなぁ。

すこーしいびつ
ピカソの筆みたい

途中途中日本の茶碗コーナーがありました。
天目茶碗も時代別で特徴があるようです。

うーむ難しい😨

黄瀬戸で美しい茶碗を発見。
昔黄瀬戸に銘品無しと聞いた。(真実か不明)
ひょっとしたら日常使いが多いからという意味なのかなと知る。

なんの変哲も無い
さらりと描かれた花の絵がホッとさせる


近代の瀬戸物の焼物の呂宋(るす)についての
展示もありました。

彫刻の様な紋様をつけてそこに溜まる釉薬を楽しむ
この立体感と釉薬が皆さん好みとのお話付でした。

中国の唐三彩にいきなり飛びますが
これ、笑えたので

なんかモデル立ち
表情w凄く不平そうw


馬は影の美しさ

玉の装飾品も展示されていました。

綺麗。

お茶目な作品もあります

鳥なんだけど可愛い!カリメロみたい

作品は現物を観るのが一番ですから。ここまでにしましょう。

建物は地下も展示室となっています。

柱美とでも言えばいいのかしら。
これ銀座シックスに似てる。


何処がと言われても説明つかない


さて、もうじき閉館の時間に近づいてきました。
再度お茶をいただきましょう。

自動ドアの上も照明は六角

本館から更に先に進むとお茶室となっています。
すっきりして重厚なんだけど不思議と嫌みじゃない。

庇が全部をみれない仕掛けが逆にいいなぁ。

この先は閉鎖中のショップと喫茶店。
実は図録が欲しかったんだけど諦め。

この空間好きだなぁ。

ぐるりと回ってお茶室に向かう途中。
メインとなるこの塔なんですけど、多分空調なんでしょうか。

ちょっと図画工作風


さて、再びお茶を頂きます。

陽が傾いてきてます。



お茶菓子特別に変えて頂きました!(皆さんもう一つの方でした)


すこし冷えてきて日差しが暖になっています。


早速いただきました。
まず、お茶が柔らかく見えるんです。(写真で伝わると良いけど)
この茶碗、見て頂くと分かりますが、高台がありません。
その珍しさに惹かれてチョイス。


まず手に取った瞬間

あちちちちちちちちちt

高台が必要な意味を身体をもって知る。

口縁が薄いから、お茶が甘く感じる・・・
初めの黒瀬戸はお茶が引き締まった味に感じたけど
逆にこっちは手が熱いのにお茶はいい温度で
更に甘い・・・

ツンデレを体感。これはツンデレ茶器ですよ!



ざらついていて持ちやすいので古帛紗の上で鑑賞します。

古帛紗ですが、宝縁起物です。


さて、裏を見てみると、
ね、驚きでしょ?自分もどうなっているのか気になっていたので。

モダンな裏側ってw


内側。
お茶が段々と減ってくると溝に泡が沿うので
また別の文様が現れるという。

何にみえるのかひとそれぞれ


このお茶碗は加藤清之先生の作品です。

改めて真正面から

不思議なリズム感


名残惜しいですが帰りましょう。

来週あたりが桜の見ごろでしょうね。

可愛らしい

天気が良くて良かった。


影が春を告げていました。

なにげないけど美しい。


正式とは言えないけどと、ほんの少しだけの希望を含めたお話で
お茶室は3月27日(この日)をもって最終となりました。
お茶室はそのまま残るとは思います。

お茶室でお茶を気軽にいただけるのが、
こういった
美術館・博物館のよい所だと思う自分は
是非廃止を撤廃していただけたらと思っています。



午前中の話はこちらから


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