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#6 王道ルートで経営者に|WEBマーケター・里芋太郎 〜マインド編〜

新潟の若い世代から人気を集める
インスタグラムのデートメディア
「新潟デートNii」

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このNiiの仕掛け人であり、
自身でモデルも務めているのが
23歳のWEBマーケター、里芋太郎さん。

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※この記事は、
前回の〜モテ編〜の続きです。

1.新卒の自分が経営者相手にコンサルなんて無理ゲー!

長岡市の広告制作会社で
WEBマーケターとして働く里芋さん。

「Nii」は自分のSNSマーケティングの
力を試すため、実験的に
今年の7月から始めました。

5ヶ月がたった今、
フォロワー数は4800人を超え、
独自のハッシュタグ
#新潟デートはNii  #行ったよNii
などは投稿件数が2000件以上。

「このお店でどんな体験ができるか?」
「ふたりの空間はどうなるのか?」

を大切に、新潟県内の様々な
おしゃれスポットを紹介しています。

そのNiiの仕掛け人である
里芋太郎さんの本業は、
WEBやSNSのマーケター。 

県内の中小企業を相手に、
WEBサイトやSNSに関するお悩みの
コンサルティングから、
企画の制作・実施などを手がけます。

専門学校を卒業後、20歳で
飛び込みんだマーケティングの世界。

当初は、
マーケティングのマの字もわからず、
WEBの知識すらない。

そんな右も左もわからない中で、
得意先の社長や管理職の人たちと対峙し、
コンサルティングを
しなければなりませんでした。

「新卒のぺーぺーが熟練の経営者を相手に話聞かなくちゃいけないのは、本当に無理ゲーだなと思いました。攻略法が何もわからないんです。でも、とにかく自分の強みを作らないとと思って、WEBに特化したマーケターになろうと決めました。」 


2.基準は、自分の漫画を作った時にかっこいいかどうか

1年目は、毎日勉強の日々。

朝から晩まで働いた後も
マーケティングに関する本を読み、
事例や知識を蓄えました。

一時期、
体を壊したこともありましたが、

コツコツと積み上げてきた里芋さんの
WEBマーケティングのスキルが
買われて、2年目には転職。

現在の広告制作会社で
当時、新設された「WEB事業部」
の立ち上げを任されました。 

WEB事業部として
自分で案件を取りに営業することから始まり、
1から仕事を生み出しました。

部の立ち上げから、現在3年目。

毎年、部の売り上げを更新し続け、
23歳にして「部長」に就任しました。

「体を壊して2ヶ月休んだ時もありました。正直、仕事がつらい時もあったけど、でも諦めて辞めちゃったら『俺、イケてないな』と思って。いつも、『自分の人生を漫画にした時にかっこいいかどうか』を考えて、かっこよくないことはやりたくないんです。」


3.地方だったら勝ちやすい

そんな里芋さん、
WEBマーケターとして
東京で働く選択肢もあったはず。

しかし「新潟で働くこと」に
こだわりがあります。

里芋さんが東京より新潟で
働く理由は、
「地方の方がすぐに目立つことができて、
チャンスが増えるから」。

挑戦しやすく、
自分の力が試しやすいのは
地方で働く特権だと考えています。

「東京では『ふーん』で終わってしまうことも、新潟では『へー!』になるんです。東京は、情報も技術も人脈も充実しているから、みんな同じくらい仕事が出来る。でも地方は、環境が整ってないからこそ自力が求められるし、そもそも競合が少ないから、頭いっこ抜けやすいんです。」 


4.王道ルートで経営者になる

今後は、「提供できる価値をもっと
増やし続けたい」
と考えている里芋さん。

現在のWEBマーケティングの分野を超え、
これからは、経営や人材、採用など、
"企業の本質的な部分"
勉強したいということです。

特に「経営」を学ぶことで、
お客さんである中小企業の経営者の方々と、
同じ目線で話ができるようになりたい。

ただ、
自分の経営の実績がなくしては
なにも語れないから、まずは、
自分で「経営」をしてみたい
と考えています。


里芋さんの仕事は、
県内の中小企業を救うこと。

企業なくしては成り立たないのが
自分の仕事だからこそ、
出来ることを増やし続け、
その知見を、お客さんである企業に
スライドさせていきたい
ということです。

また、
「経営者になりたい」といっても、
里芋さんは独立するわけではありません。

一会社員として駆け上がることで、
新しい働き方を見せたいと考えています。

「いまの若い世代の働き方って、年功序列によって萎えてるサラリーマンか、会社を辞めて独立するかっていう、この『諦めルート』と『挑戦ルート』の二極化してる気がするんです。でも、社内で、若い年齢でちゃんと駆け上がって社長になるような『王道ルート』があったら、一番かっこいいなと思って。自分がこれを果たすことで、地方で働く若年層のモチベーションに少しでも繋がればいいなと思います。」


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「こんな仕事があったのか。in新潟」
Vol.3 WEBマーケター・里芋太郎

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里芋太郎(さといも たろう)
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1996年生まれ/新潟県 五泉市出身
アド・ファクトリー WEB事業部 部長
一言「普段は本名の丸山太一で仕事してます」

2019/12/31

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