輝けなかったアナウンサー時代の悔しさが、わたしの何よりの原動力
今朝、ボイシーを聞いてたら
「自分の弱みは強みになる」という話を聞いて、
それが心に残っていて。
自分の弱いところや嫌なところは、
「それを克服したい」と思うがゆえに、
強くなってる!という話なんですけど、
わたしもそれに対して、思い当たる節がありました。
今日はそんな話です。
思えば、アナウンサー時代。
正直、わたしがアナウンサーとして残せた功績って
全然ありません。
全国放送の看板番組にすら出た事なかったし、
大きな特番の司会もやったことがない。
アナウンサー賞なども受賞したことがないし、
ニュース読みも無難に出来る程度で
めちゃくちゃ上手い!というわけでもありませんでした。
「わたしはこの世界で、輝いてる!」って自覚が、
1ミリもなかったんですよね。
周りに優秀な人がたくさんいたし、
うまく根回しできるタイプでもなかったし。
平凡で、つまらないアナウンサーだったと思います。
今でも、
新潟でアナウンサーをしてた2年間のこと、
お客さんなどに
「アナウンサーさんだったんですよね?」と
目を輝かせて聞かれてしまうと
「いやぁ、地味にやってただけです…」と
恐縮してしまう自分がいます。
無難で、地味で、特段輝かしい成績も、
大きな仕事もやれなかったからこそ、
そんな自分が悔しくて、
もっともっと
「わたしにしか出来ない仕事がしたいのに」
って気持ちで、いつもうずうずしてました。
心のどこかで、
「わたしはこんなもんじゃない」
「別の方法だったらもっと輝けるのに…!」
なんて負け犬の遠吠えを、
ずっとずっと心で吠えてきました。
だからですね、
アナウンサーを辞めてから
「ごまどうふ屋&カレー屋の右腕」として
発信を始めた時は、
「あの人たちに負けないくらい、
有名になってやる!!!!!!!!!」という
強烈な気持ちがありました。
この記事は夫婦エッセイマガジン「カレーと、ごまどうふと、文章と。」のひとつです。水と土に妻が、月に夫が1000字以上の文章を書きます。月額290円。初月無料。ごまどうふ1こ(300円)と同じくらいの値段で、月10本ほどのエッセイが読めます!
ここから先は
石本商店のメールマガジン
新潟でカレーとごまどうふの店を営む夫婦が、日々の気づきや、表じゃ書けない裏話などの「赤裸々エッセイ」を綴ります。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?